当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
己の死を切望した少年・鬼堂夙武。彼によって破壊された世界はその傷痕を抱えたまま進み続ける。70億分の1の思考は、昨日も今日も明日も、ただその消滅だけを願い彷徨う―――……◆内容:小説およそ8万2千字+イラスト21枚※これはトランス―憑依―の続編です。※前作にあった憑依能力/性転換表現はありません。※鬱々とした暗いお話です。苦手な方はご注意下さい。
鬼堂夙武は根暗で引っ込み思案。重度の対人恐怖症で、他人とのコミュニケーション能力は皆無。友人は幼馴染みである友弥と明澄の二人しかいない。クラスメイトからイジメを受けており、精神的苦痛から何度か自殺未遂をしている。父親は単身赴任をしており、母親と妹の澪と3人暮らし。家族との会話も全くない。そんな彼がある日、女の肉体へ乗り移ることができることに気付く――…幼馴染み、隣家の女子大生、通りすがりの女、妹………憑依しては、女の快楽を愉しむ夙武。しかしそれはその子の人間関係を確実に壊す行為であり―……◆内容:小説10万8千字程度+挿絵17枚