当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
出現した‘鬼”への対策を話し合うための席上で、良耕は千鶴の心の殻と直面する。「情」を頑なに拒絶する心凍らせる彼女に、良耕は命懸けの説得を敢行し、想いを通い合わせることに成功した。しかし、そんな二人の前に一人の男が現れた。‘柏木耕一’を名乗るその男は自分を‘鬼”だと認め、「もう一つの世界」より来訪したとも告げる。『深痕』後編。本文+挿絵で153Pあります。
柏木良耕は夏季休暇を利用して帰郷した。そこには彼の慕う女性、柏木千鶴の姿があった。現在では大企業へと発展した『鶴来屋』グループの会長で、良耕が○い頃から心魅かれている伯母である。そして千鶴もまた、彼の想いを受け止め、育んでいた。しかし、許されぬ愛情と立場の隔りという強大な障害が、想い合う二人の心を擦れ違わせる…。『痕』のオリジナルアフターストーリー前編。本文+挿絵で110P。