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仕事もしないチンピラ夫と古びたアパートで暮らしている真希。パートで稼いだ生活費をむしり取っていく夫を、真希は憎むこともできず献身的に尽くしていた。そんなある日、真希は向かいのアパートに住む、夫の友人であり、昔恋心を寄せていた花岡と偶然出会う。そして3人で再会し、昔話に華を咲かせるのだったが、その後、真希に対する夫の横暴を知った花岡は、真希を助けようと、手を握り締め部屋から連れ出すのだった…。
夫と小さな小料理屋を営むゆみは、夫婦の会話も無く、ただ店と自宅を行き来するだけの生活に寂しさを感じていた。そんなある日、夫の友人の小沢が店にやって来る。小沢は失業中で、仕事が見つかるまで、夫を頼ってやってきたのだ。そしてしばらくの間居候となるのだが、そこでゆみの寂しさに気づいた小沢は、酔い潰れた夫を介抱しているゆみの手を握ると、その眠る夫のすぐ傍で声を殺して肌を重ねていき…。
贅沢ではないが夫に愛され、夫を愛し、幸せな生活を送っていた涼子。ささやかな楽しみはケーキを一人で食べること…。そんなある日、夫のとおるが友人を連れてくる。挨拶を交わし互いの顔を見て驚く二人。その友人は過去に涼子が愛した男・花岡だったのだ。花岡が隣の部屋で寝ているにも関わらず涼子を求めてくるとおる。仕方なく受け入れる涼子だったが細く開いた襖にはその姿をみつめる花岡の視線があって…。