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会話もない…セックスもない…、気づけば同じベッドで寝る事すらも無くなっていた私たち夫婦は、冷め切っていた。少しでも距離を縮めたい…その願いが届くはずもなく、まるで同居人のような夫婦生活を送っていた。気分転換を兼ねて同窓会に参加したある日、久しぶりに海外に転勤していた元カレと再会した。冷静を装ったがお酒を飲み過ぎたからなのか高まる気持ちを抑えられない私は、夫に初めて嘘をつき彼とひと晩を共にして…。
4人体制で挑んできた3年に渡る大プロジェクトを成し遂げた私たちのチームは、ご褒美として社員旅行をプレゼントされた。皆で話し合った結果、老舗の温泉旅館でゆっくり疲れを癒すことに。豪華な料理、おいしい酒、久しぶりの休暇を満喫しながらも、私は羽田クンの事が頭から離れなかった。年下ながらも頼り甲斐のある彼に、密かな好意を抱いていたのだ。互いに既婚者の身でありながら、酒が進むにつれて想いは高まってゆき…。
優しい主人、温かい家庭、幸せな日常がずっと続くと思っていました。隣に住む役者志望の青年・黒田君から、キスシーンの練習をさせてくれとお願いされたあの日までは…。唇は触れない、あくまでキスシーンの練習。それなのに私は、年下の彼に抱き寄せられて無意識にも異性への感情が芽生えてしまったのです。ひと時の感情だと言い訳して気持ちを抑えていたのに、彼の逞しい腕に強く抱きしめられた余韻が頭の中から離れなくて…。