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彼氏の浮気現場に乗り込んだヒョンジュは、突然の別れ話を告げられヤケ酒をあおり、勢いで睡眠薬を飲んでしまう。そのまま寝込んでしまったヒョンジュは、誰かが触ることに気づき目を覚ますと死神のドジンが現れ、自分が自殺をしたと告げられる。恐怖と後悔で涙を流しながらヒョンジュは、あの世へ連れて行こうとするドジンに助けを求める。セクシーなヒョンジュの願いに、童貞のまま事故で死んでしまったドジンはある提案をするのだが…。
米国籍のジェインは、韓国でマッサージチェーン店を出すために父親の知人宅でホームステイをしている。しかし、マッサージショップはおろか、ネットでアダルト向けのチャットをしながら、アダルトグッズの販売をしていた。それを不満に思った彼氏のテインは、怪しい商売を止めるよう忠告するが、ある日、テインが交通事故に遭って怪我をしてしまう。テインにアダルトグッズのテストしていたジェインはテスト相手がなくなり、売上げが落ちてしまう。そこでジェインはテストのアルバイトを募集し始め、様々な男たちが集まりだすが…。
その昔、処女作にしてベストセラーを世に出した小説家の文明(奈良坂篤)は、何不自由ない暮らしを送るも二作目が書けぬまま還暦を目前にしていた。ある日、ふとした気まぐれから編集者の高橋と立ち寄ったバーで、夜の街におよそ似つかぬ愛純(乃木蛍)という少女と出会う。ちぐはぐなやり取りの末、愛純と連絡先の交換をした文明は、その日から苦渋に満ちた甘美な世界へとのめり込んで行くことになる。一方高橋は、文明が最近別れた愛人の元子(並木塔子)と密かに逢瀬を重ねていたのだが…。