エー・ビー・エンターテイメント - メーカー一覧(映画)

吾郎が担任しているクラスの生徒がいじめを苦に自殺した。休職を取った吾郎は、一人旅に出かけ、元教え子のひばりと再会する。吾郎はひばりと、かつて自分が生徒たちに教えていた言葉に救われる。「人生は素数だ。決して割り切れるものではない」それが吾郎が生徒たちに教えていた言葉だった。

両親が交通事故で無くなり、ひなは別荘と財産の一部を相続した。一部とはいえ、働かなくても生きていける金額はあった。ひなは別荘に住み、ただただ時間を浪費する虚無な生活を送った。家では家事は家政婦がやってくれていたので、別荘で家事をやってくれる「レンタルおじさん」を頼んでみた…

旅館の従業員として一緒に働いているかなえと太一。太一はかなえに性欲と恋心を抱いていたが、誘うことができずにいた。そんなある日、太一は宿泊客がホレ薬と言い張るものを手に入れた。まったく信用していなかった太一だったが、かなえで試してみたら効果てきめん！かなえが太一を求め始めた……

恭平が働く寂れた旅館に旅館コンサルティングの香代が来た。香代は旅館の改革を進めてゆく。恭平は香代を追い出せないかと画策していると、香代の腕のホクロに見覚えを感じる。それは、恭平がネットで見つけた自撮りエロ画像だった。それをネタに恭平は香代を脅し、香代の体を弄ぶ…

占有屋で実際に住み込むバイトをしている木下太郎。次に住み込む家の情報を聞き、空き家へ向かうとそこには先に住み込んでいた女・清香がいた。清香はDV夫から逃げるために家出をして、誰も知らない土地をさまよっていた。窓の開いた空き家を見つけて、清香は中に入った。電気もガスも水道も使える。一晩だけのつもりだったが、誰も来る気配がないので、清香はついつい居座った。住み込みに来た太郎に見つかり、清香は逃げようとしたが太郎に呼び止められた。夫婦を演じた方が落札者を騙しやすいから、一緒にこの家に住まないか？と。二人は偽装夫婦を演じることになった。

仲居のせなは、何日も部屋から出てこない宿泊客のことを心配していた。部屋から出てこないのは、斉藤恒男。若くして直山賞を受賞した期待の新人小説家だった。恒男は二作目の執筆がうまくいかずに、小説の舞台であるこの街に訪れ、部屋にこもって小説を執筆していた。部屋にこもっても思うように筆が進まない。恒男は完全にスランプに陥っていた。何日も部屋を掃除していないから掃除をさせろと、半ば強引にせなが恒男の部屋に入る。恒男が小説家だと知ったせなは、部屋にこもっていても良い小説は書けないと、無理やり外に連れ出すのだった。

子供の頃からプロの棋士を目指していた亜衣は、将棋を教えてくれた祖父が亡くなった事をきっかけにプロに夢をあきらめていた。しかし、諦めたはずのプロの道だったのに「これで良かったのか？」と、自分を見つめ直す為に一人旅に出た。その旅先で客と賭け将棋をしている旅館従業員の二郎と出会う。将棋を指しているうちに互いに惹かれ合っていく二人は…

主婦であるマリアは、家を空けがちな夫との冷えた夫婦関係、夫の連れ子である直樹との気まずい間柄から抜け出せずにいた。そんなある日、誤って直樹の自慰行為を目撃してしまう。激昂した直樹は言った。「俺のも見たんだから、アンタのアソコも見せろよ」。直樹は美しいマリアを性の対象として意識していたのだ。その日以来、マリアは直樹に半ば監禁され犯●れ続ける。陰湿な若者の欲望、寂しさを募らせる人妻が織り成す背徳のドラマ。

麻妃は小料理屋を切り盛りしているやり手のママ。しかし客に料理を食べさせる裏では若い男を次々食べるドスケベママだった。最近はご無沙汰だったが今日また新たに若い男が小料理屋の戸を叩く。

旅館の女将を勤めている赤井晴子（上野菜穂）は不感症である。ある日知人のママ（花岡よし乃）に、誘われて他人のセックスを目撃する。不感症のはずが、その時の興奮が忘れられずこんどは自分が見られる側になる。果たして晴子の不感症は治るのか…