ピンクパイナップル - メーカー一覧(映画)

病院の事務員・圭子と出入りの営業マン・山下は、週末になると郊外の旅館で密会を重ねる仲。しかし、計算高い山下は、病院に取り入る為に病院の院長の娘・令子との接触もぬかりなかった。次第に冷たくなる山下の態度に、嫉妬してゆく圭子…。そんな折、車で出かける二人を目撃した彼女は、堪らずその後をつけてしまうのだった。

ラブホテルの一室。行為を終え、身支度を整えていた健次と明美の部屋に、突然ナイフを持った男・田中が押し入る。そして彼は、二人を縛り上げると別の部屋に向かった。田中の上司であり、明美の父・川越と後輩・上原が、互いの体を貪りあっている部屋へ…。

ピンク映画の監督・三上が新作のヒロインに抜擢したのは、助監督時代に1度だけ一緒に仕事をした事のある河野マコト。優しく美人で、憧れの心のマドンナでもあった。あれから5年…、一段と魅力的になって現れたマコトを前に、あの熱い想いが再び甦る。

「悪魔」「変態女」机の上に彫り込まれた落書きの数々。今日もいずみは、温子のグループから陰湿なイジメを受けていた。登校中に巻き込まれた交通事故で一人生き残ったいずみは、それ以来バケモノ扱いされている。いずみの父は娘の事を思い家庭教師・冴貴子を雇うが、彼女もどこか怪しげだ。

連続銀行強盗犯として指名手配中の凶悪カップル・有＆チカが学校に逃げ込んだ。教師や生徒を人質に保健室にたて籠る二人。監禁されたのは、保健の先生・恵子、男子生徒・阿部、そして女生徒の美千代。やがて警官に完全包囲された校舎。激しい銃撃戦で傷を負った有＆チカは、モラルのバランスを失い獣と化した。

津島さえこは、夫の隆の勧めもあって翻訳事務所に勤務していた。何の不満もない生活のはずなのに、さえこは二人の間に流れる噛み合わないものを感じていた。そんなある日、通勤電車の中で痴漢に遭遇。その巧みな指の動きに、思わず股間を疼かせてしまう。再びその男に遭った彼女は後を尾け、不動産屋に勤める内田慶一であることを突き止める。

女子大生のかおりは美人でモテモテだが、それを鼻にかけているところがある。泉のボーイフレンド・功一もかおりに惑わされてしまい泉は捨てられる。泉はかおりを責めるが、かおりは「奪ったわけじゃないわ！」という態度。かといって真面目に付き合うわけでもなく他にも男がいる。

看護婦の相田みゆき・24歳。商社マンの幸一と婚約し、アメリカでの新婚生活を控えて慌ただしい日々を送っていた。しかし、愛しているはずの幸一と会っても、なぜか燃えきれないみゆき…。そんなある日、電車内で痴漢に遭遇。みゆきは、痴漢の指に感じつつも逃げるのが精一杯だったが、数日後に急患で病院に担ぎこまれて来た男を見て愕然とする。

妖しい満月の夜、古川村のキャンプ場で学生と教師のグループが謎の物体に襲われた。唯一、生き残った愛美も、意識不明のまま謎の死を遂げる。悲しみに暮れる愛美の親友、史恵とかおりの元に神父・田所が訪ねてきた。

うだつの上がらぬ会社員の児島が、ビデオショップに借りていたAVを返却に行くと、そこには数日前からアルバイトをしている敦美がいた。彼女は児島と同じ英会話教室に通っているエリート学生。児島の態度を見て小バカにする敦美。逆上した児島はナイフを取り出し、敦美を犯そうと店の奥の部屋へと連れ込む。