にっかつロマンポルノ - メーカー一覧(映画)

圭子と夫の昌三は、ひょんなことから強盗をし殺人までしてしまった。その事件で昌三は死んでしまい、圭子も懲役二十五年の判決を受ける。二人は、異常なほどの激しい肉欲で結ばれており、圭子の体は男なしでは生きていけない体になっていた。ある雨の日、圭子ら女囚たちは護送車で刑務所に運ばれていた。林の中を車が通りかかったとき、雨で土砂崩れが起き、突然岩石が落ちてきて護送車を一撃した。車は横転してひしゃげ、看守も女囚も圭子を残して死んでしまった。

四方を山に囲まれた、とある温泉郷。桃乃湯旅館には、一攫千金を夢見る欲深い男たちが逗留していた。というのも旅館の裏山に、幕末に埋められた3万両、時価にして30億円相当の埋蔵金があるというのだ。旅館を切り盛りする女将（風間舞子）は、埋蔵金発掘ツアーを催し、スコップなどの道具を貸し付けて上手く商売しているのだった。宿泊客の中に、ずっとセックスばかりしていて、女中たちの雑談のネタになるカップルがいた。栞（三崎奈美）と小山（鶴岡修）である。不倫の恋の末に心中しようとしてこの温泉地にやって来たのだった。

『実録 阿部定』のいどあきお脚本、‘喘ぎの女王’風間舞子が刺激的な快楽に溺れる人妻を熱演した官能ドラマ。駅の公衆便所に刻まれた巨大な男根の落書きでオナニーに耽る人妻・登美は、その男根の持ち主「新ちゃん」を探して街を彷徨うが…。

上流志向の青年が、避暑地・軽井沢で出会った憂愁の社長夫人・佳子。その美しさの虜になった青年は、孤独な佳子の心をとらえ、やがて愛欲の日々が続いていく。

‘官能のソムリエ’林功が監督、「渡る●間は鬼ばかり」シリーズの東てる美主演による青春エロス。女子校生と彼女を取り巻く男たちとのSEXを描く。女子校生の冴子は、大学生の従兄・保に想いを寄せていたが…。『日活名作ロマンシリーズ』

北鎌倉駅のプラットホーム。黒の礼服を着た北川徹がベンチに腰掛けていると、一人の女が隣に座り込んだ。女の名は小山恵美子。徹と同じ喪服姿である。ラブホテルの一室。徹が恵美子を抱いたまま、ベッドの方へ引きずってゆく。恵美子は徹が自分と同じ葬式に出たと勘違いしていた。

ジュンコと桃江はテニス部、若くてたくましいコーチの久保寺に桃江はあこがれていたが、久保寺の求めはどうしても受け入れられなかった。あっちの方は、進みすぎているくらいのジュンコや正子に比べて桃江はおく手。まだ処女だった。実は桃江には重大な悩みがあった。それは、大事な場所にあるべき草原が全然なかったのだ。桃江は毎晩、毛はえ薬をつけているのだが…。

根本玲子は、教師である。特に意識していたわけではないが、24才の現在まで男性経験が全くなかった。そんな玲子を、女生徒の西尾早苗はバカにした目で見ていた。ある日、玲子が日直当番の日、教室を点検していると、男と女の妙な声が聞こえてきた。のぞき見ると、それは同期の女教師、西田和子と男生徒・荒木守の、教室内でのセックスだった。玲子は仰天する。見られたと知った和子は、翌日、玲子を喫茶店に誘い出す。玲子は和子と話し、教育に対する考え方が二人が全く違うことがわかる。

‘欲望のアナーキスト’曽根監督、『サッド ヴァケイション』の山口美也子主演による青春エロス。新宿の裏街を舞台に、酒と女を求めて彷徨う若者たち哀歓を描く。『花よりもなほ』の絵沢萠子が共演。‘日活名作ロマンシリーズ’。

‘性愛のリアリスト’田中登監督が、70年代初頭の新宿を舞台に、その風景と共に活写した青春ポルノの傑作。新宿の一角でバー「チューリップ」を営む明美は、客の淫らな欲望を店の屋根裏部屋で満たせており…。‘日活名作ロマンシリーズ’。