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冬の昼下りに住み込みのバー「幸福」の裏窓から、情事を終えたばかりの少女・夕子は一人の青年を見た。青年は長距離便トラックの荷台で口笛を吹いていた。その口笛の音色が夕子の心を捉え、青年も裏窓の夕子を美しいと思った。その青年・坂崎は地方の裕福な家に育ったが、受験失敗後意欲も失せ長距離便トラックのバイトをしていた。坂崎は従兄である浩一の訪問を受けた。マンションに住み海外で出会った恋人の冴子と甘い生活をすごす浩一は、坂崎とまるで反対の快適な大学生活を送っていた。夕子はバーで働きながらもいつも明るさを失わない、純な心の持ち主だった。いつか愛する人と世帯を持ち、平凡で幸福な家庭を持つことを日々夢見ていた。ある日、街で坂崎に会い浩一の開くパーティに誘われた。夕子にとって初めての経験だった。そんな二人を見た浩一と恋人の冴子は、美しく純粋な二人を汚してやりたい欲望にかられるのだった。浩一は、「幸福」を訪れ強引に夕子と関係を持った。浩一たちの悪魔のような心情を知った坂崎は浩一に刃を向ける。夕子はますます坂崎を愛するようになっていった。坂崎も純な夕子を求め、その日二人は初めて結ばれた。手が届くように思えた夕子の「幸福」は、まるで夢のように…。
プロカメラマンの志摩明子は新進女流写真家として活躍していた。夫の光夫は●校教師をしているが、自宅スタジオでテキパキと仕事をする明子に劣等感を持っていた。ある夜明子が目を覚ますと、隣で光夫が自慰にふけっていた。明子は光夫をベッドに引きずり込むが、既に萎えてしまっていた。翌朝、明子は、しばらく一人で考えてみたい、という書き置きを残し家を出た。数日後、学校から光夫が帰ると、明子はユキという少女を連れて来ていた。ユキは明子の命令に従順で、生きている人形のようだった。明子はユキをさんざん見せびらかすようにして帰っていった。数日後、電話で呼び出された光夫は公園に出かけ、明子とユキに会った。ユキは以前会った時よりも更に飼育され、ちょっとした明子の刺激にも感じてしまうようになっていた。明子は、そんなユキを光夫に捧げるために飼育しているのだった。その日が来た。明子はユキを連れて光夫の許にやって来た。ユキに裸になるように命じ、鞭を手にする。何もしていないのに、それだけでユキは濡れていた。明子はユキを鎖でしばり上げ、鞭でいじめぬく。光夫もいつしか、明子と一緒になって、ユキをもて遊んでいた。ユキは激しく悶え、光夫は、ついにユキの体の中で果ててしまう。明子はそれを平然と見守っていたが…。