当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

全12件

「嫁来いツアー」騒動記

「嫁来いツアー」騒動記

お見合いツアー(通称「嫁来いツアー」)の添乗員として、東京から女性参加者とともに過疎の村にやってきた俺、井松健(いまつけん。ゲイ・二十七歳)。
俺、このツアーが始まった五年前からお世話しているんだけど、これまでまだ一度もカップルが誕生していない。しかも、俺自身、参加者の若井幸雄さんが個人的に気になっていた。
今回も男女の間にこれといった進展がないまま、幸雄さんが若旦那を務める旅館で、参加者による宴会が開かれた。だが、その宴席で大ハプニングが発生し、いよいよカップルの成立は絶望的になっちまう。
深夜、俺が気分直しに、旅館の大浴場に入ったら、幸雄さんが一人で掃除をしていた。
外の露天風呂に入らせてもらい、俺が極楽気分を味わっているところへ、裸になった幸雄さんも入ってきて、まさに夢見心地に。だが、その時幸雄さんから「意外な事実」を知らされた俺は、言葉を失ってしまった。
そして、風呂から上がった俺たちが脱衣所に戻ると、暗がりの向こうから――
「……んんっ……ぐうぅぅっ……」
「うむぅ……ぐふぅ……」
これは……!
なんだか、すげえことが起こりそうな予感がした。

【本文より抜粋】
「井松君」
背後からの幸雄さんの声。妄想大全開中の俺が、ギョッとして振り向くと、
「……っ!」
全裸になった幸雄さんが頭に巻いていたタオルで前を隠し、横に広がったたわわなおっぱいをたぷんたぷんと揺らしながら、石段を降りてきた。
「よかったら、僕も入っていいかな」
「ハ……ハイッス」
まるで、どこかの「薄い本」みたいな展開に、自分でも鼻の下が伸びていくのが分かる。もしかしたら、幸雄さんを思い続けていまだに独り身の俺を気の毒に思った「薄い本の神様」が、せめて眼福だけでも授けてくれたんだろうか。そんな神様が居るかどうか知らねえけど。
幸雄さんはまず石段の脇の流し場で念入りに掛け湯をし、さらに白くむっちりとしたデカケツをこっちに向けて、チ〇ポからデカめの金〇、肛〇にかけて指で何度もごしごしと洗った。その光景は幸雄さんがまるで俺を誘っているかのようで、湯の中でいきり勃っている俺のチ〇ポから先汁がじわりとにじみ出た。
ちくしょう!せめてせん〇りだけでも湯の中でヤリてえところだけど、さすがに俺にも理性がある。
風呂に入って五、六分、もう湯当たりしてしまいそうだ。

飛田流初期短編作品。
本文約26000字、400字詰原稿用紙換算約82枚。作品の一部を収録した無料体験版あり。
・HTML
・PDF(スマホ版・PC版)
・EPUB
以上、三形式の作品ファイルが収録されています。(内容はすべて同じです)

●飛田流ホームページ「WANDERSTYLE」

クロイヌ

クロイヌ

人気イケメンタレント富沢駿には表沙汰にできないゲイの性的指向があった。これまでは、マネージャーが秘密裏に集めたウリ専(男性同性愛者向け風俗店)の美青年たちに駿の欲望処理をさせていたが、美しすぎる彼らに、駿はどこか物足りなさも感じていた。
そんな時、バラエティー番組のアルバイトスタッフ・黒井が駿の目に留まり、駿が月に一度「パーティー」を開くホテルのスイートルームに呼び出して裸にした。黒井の予想以上に張りのある筋肉と巨大な逸物を目にした駿は、即座にその体に夢中になる。
だが、黒井には、「別の目的」があった……。

飛田流初期短編作品。
400字詰原稿用紙換算約67枚。作品の一部を収録した無料体験版あり。
HTML・PDF・EPUBの三形式作品ファイル同梱。(内容はすべて同じです)

●飛田流ホームページ「WANDERSTYLE」

他言無用!(中篇)

他言無用!(中篇)

『大吾、走る。』『一枚上手』『囚われの姫君』『他言無用!(前篇)』に続く、勇一・大吾シリーズ第四弾(その二)。
スポーツクラブで偶然出会った、美しい青年田上勇一と、むさくるしい巨漢安岡大吾。
普通の世界で出会った普通のゲイ二人の物語。

勇一が、上司の谷越と「思わぬ場所」で出くわした夜の翌日。
昼休みに突然、谷越から老舗高級料亭へと誘われた。
「――まずは、料理をいただこうか」
気まずい雰囲気の中、淡々と食事は進み、そして、
「私としては――君を失いたくない」
「……えっ」

一か月後。

いまだ勇一と連絡を取り合えない大吾は、勢いづいて勇一のアパートの前まで行き、電柱の陰で彼の帰宅を待っていた。
ところが警官に職務質問され、しかもその姿を、帰ってきた勇一に見られた大吾は、
「知らん!そんな人知らん!!」
駅に向かって全速力で掛け出した。
翌朝、二日酔いと自己嫌悪で布団を頭からかぶっていた大吾のケータイに勇一からのメールが届く。
――『よろしければ、安岡さんのご都合の良い日にお会いしたいのですが、いかがでしょうか』
「……っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
だが、いよいよ、勇一と会う約束の日になって――

【本文より抜粋】
「それじゃ。お大事にな」
逃げるように部屋を出ようとした。
「待って!待ってください!!」
悲痛なほどの叫び声に、玄関でスニーカーに半分突っ込んでいた大吾の足が止まる。
振り返ると、勇一の姿がない。
「……ん」
部屋に戻ると、勇一は押し入れのふすまを開けて、下段に二箱ある段ボールの一つに手を掛けていた。
「あ、ああっ、俺が出すから」
と、大吾が思わず差し出した手が勇一の手と重なり、
「あっ、すみませんっ」
「す、すまんっ」
同時に謝ってから、あらためて大吾が箱を取り出した。みかんの絵が描かれていたので、腰に力を入れたものの、さほど重くはない。
「開けて……いただけませんか」
勇一の硬い面持ちが気になりつつも、大吾は箱のふたを慎重に開けた。しかし、予想とは異なり、一番上に敷かれた新聞紙が顔を出す。
意味がよくわからず、目を伏せたままの勇一を見る。
「それも、除《よ》けてください」
震える声に心が迷ったものの、言われた通り新聞をどけると、その下からは、
「……お、ぉぉっ」

400字詰原稿用紙換算約185枚。作品の一部を収録した無料体験版あり。
シリーズ物ですので、ご購入の前に、できればこれまでのシリーズ作品もご購入いただくか、あるいは各話体験版・作者サイトの解説ページをご覧ください。
HTML・PDF・EPUBの三形式作品ファイル同梱。(内容はすべて同じです)
※タイトル通り、中篇のみ(未完結)ですのでご注意ください。

●飛田流ホームページ「WANDERSTYLE」

ヤリてぇぇっっっ!!!

ヤリてぇぇっっっ!!!

少子化に伴う大学受験生の減少、現役志向の高まりが逆風となり、某大手予備校が全校舎の約7割閉鎖。
将来、そんなことになるなんてまだ誰も思っていなかった時代に俺と明範は出会った。
受験も押し迫ったある日、本屋のアダルトコーナーで明範を見つけた俺は……
「おーいアッキー、何エロ本読んでんだよー」
すると明範の顔が、みるみるうちに真っ赤になり、
「……アッキー、おいっ!」
逃げるようにダッと外へ駆け出した。
これだけだとよくある話だと思うんだ。
ところが
(中略)
明範が、突然俺の体にギュッと抱きついてきやがった!
「智、ここで……してもいい?」
「…………は?」
どうしてこうなった。
「僕だって、男だもん……ヤリたいんだ」
熱っぽい顔をした明範が俺に近付いてくる。
あーっ……どーすりゃ、いいんだよ!

飛田流初期短編作品。
400字詰原稿用紙換算約65枚。作品の一部を収録した無料体験版あり。
HTML・PDFファイル同梱。(内容はすべて同じです)

僕の彼氏と、彼氏の彼氏。

僕の彼氏と、彼氏の彼氏。

彼氏と別れたばっかりの僕を誘ってきたのは、たまたま同じバーで飲んでいた、熊系パパの武則さんだった。
僕たちは会話もそこそこに、近くのホテルで事に及んだ。
ベッドの上で武則さんは僕が感じるところを短時間で完全に把握し、たっぷりと時間をかけて、そこをねちっこく責め立ててきた。
翌日の夜、武則さんから、今度は自分のマンションで会わないか、と連絡が来た。
武則さんに押し切られる形で、いつのまにか僕は、武則さんのマンションに出入りするようになっていた。
それから一か月後。
武則さんのマンションに来てみると、二十三歳の僕より三、四歳は若く見える男の子が、ソファーで寝そべりながら、スマホをいじっていた。
「今日から、こいつ『とも』つき合うことにした」
武則さんは平然とした口調で言う。
「……え……」
その日から「僕たち」の奇妙な関係が始まった。

飛田流初期短編作品。
400字詰原稿用紙換算約70枚。作品の前半を収録した無料体験版あり。
HTML版・PDF版両作品ファイル同梱。(内容は同じです)

●飛田流ホームページ「WANDERSTYLE」
作者のブログ・サイトでも、本作の前半を掲載。こちらの無料体験版よりも、もう少しだけ長く読めます。

ジャンル
発売日 2014年4月14日
メーカー

ぶっかけ男優課外授業

ぶっかけ男優課外授業

「――テツヤ、おまえがエロビデオに出たいだぁ?!」
「僕……ソレを今『経験』しておかないと、ずーっと『このまま』な気がするんだ」
童貞をこじらせちまったのか、テツヤは思いつめた顔でこう言った。
「リ、リュウスケも、ぼ、僕と一緒に、ビデオに出てくれないっ」
まんまとテツヤの罠(??)にハメられたオレは、数日後、ビデオにぶっかけ男優として出ることに……。

400字詰原稿用紙換算約59枚。作品の前半を収録した無料体験版あり。
なお、今回から従来のHTMLファイルの他に、PDF版の作品ファイルも収録しております。(両方とも内容は同じです)

●飛田流ホームページ「WANDERSTYLE」

ジャンル
発売日 2013年10月28日
メーカー

木曜日の男

木曜日の男

――木曜日、深夜。
「……らっしゃーい」
今夜もまた、店長と店員、二人だけのラーメン屋にその男が現れた。
店長の周作は、なぜか閉店時刻を待たずに店員の祐(たすく)に帰り支度を命じる。
店内にその客一人を残したまま。
「でも、店の後片づけや皿洗いがまだ残ってるっすけど……」
「いいからおまえはさっさと帰れっ」
不審に思った祐が、裏口からこっそりと閉店後の店内を覗くと、そこには――。
飛田流初期短編作品。20代ノンケ青年×30代兄貴系ガッチリ上司の、職場強制プレイ物です。
400字詰原稿用紙換算約41枚。
作者のブログ・サイトでも、本作の前半を掲載。こちらの無料体験版よりも、もう少しだけ長く読めます。

ジャンル
発売日 2013年3月5日
メーカー

囚われの姫君

囚われの姫君

『大吾、走る。』『一枚上手』に続く、勇一・大吾シリーズ第三弾。
スポーツクラブで偶然出会った、美しい青年田上勇一と、むさくるしい巨漢安岡大吾。
共に同性愛者である彼らは、互いへの好意を隠し、「友達」としての付き合いを始める。
しかし、ある出来事がきっかけで、大吾の目の前から姿を消す。
それぞれの人間関係にも変化が生じる中、二人は、もう会うことはないのか……?

400字詰原稿用紙換算約104枚。作品の前半を収録した無料体験版あり。
シリーズ物ですので、ご購入の前に、できれば前作『大吾、走る。』『一枚上手』もご購入いただくか、あるいはそれぞれの無料体験版(前半収録)をご覧ください。
なお、今回も続き物(未完結)ですので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
作者のブログ・サイトでも、本作の前半を掲載。こちらの無料体験版よりも、もう少しだけ長く読めます。

琢蔵の純情

琢蔵の純情

『闇の荷物』続編。今回の主人公は、同作登場の中年男、神戸琢蔵(かんべたくぞう)。
橘洋平が勤めるタクチャン引越センターで、洋平の指導に不満を抱き、新入バイトが引越現場から逃走するという事件が発生する。
落ち込む洋平に、「馬鹿、辛気臭ぇ顔すんじゃねぇっ!!」と叱咤する社長の琢蔵。
しかし、生粋の漢(おとこ)好きの琢蔵の場合、その言葉だけで終わるはずもなく……。
400字詰原稿用紙換算約122枚。

ジャンル
発売日 2010年7月5日
メーカー

一枚上手

一枚上手

一流大学を卒業後、有名な証券会社に就職し、さらには外見まで恵まれているものの、どこか自分に自信のない青年・田上勇一。
そんな自分を変えたいと思い立って通い始めたスポーツクラブで、勇一は性格も体格も彼と正反対の、むさ苦しい巨漢の男、安岡大吾と出会う。
大吾に気に入られた勇一は、彼が監督をしている草野球チームの助っ人を頼まれる。試合後、居酒屋で酔いつぶれた大吾を、勇一は自分のアパートに――。

ジャンル
発売日 2009年9月8日
メーカー
全12件

© えろ動画データベース 2016

WEB SERVICE BY DMM.com