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結婚一年目の夫婦、朝倉文男・久美子。普通の夫婦に見えるが、セックスの時、写真を撮ることでお互い快楽を得るというようなアブノーマルな面も持ち合わせている。ある朝、文男は出張に出て行った。三日間一人でいる解放感から、久しぶりに久美子は学生時代の友人の風子に電話する。一年ぶりに会う二人。風子に誘われて二人は立川のディスコに向かった。黒人が圧倒的に多く、その肉感的な黒人たちに驚いている久美子に、風子は自分の彼も黒人であることを告げ、さらに驚かせる。
中井信宏は自称「女の肉体商品屋」である。これと思った女に目を付け、ヤクを飲ませ、強引にセックスをする。女はその味を忘れられず、何度も求め続けるので、飼いならしちまおうという寸法だ。今日もアシスタントの健がOLをマンションに引きずり込んで、いつものように仕事を始めていた。ブラウスを引き裂かれ泣いているのは森ヒデコという、ちょっぴり可愛い女だ。「落ち着きなよ」なんて言いながら、酒に微量の白粉を混ぜてヒデコに飲ませる。
産婦人科アナノ医院の院長アナノ助平はその名の通りの大スケベエ。衣服を透かしてみることのできるホノグラフィ器を作ってしまったほど。その息子、のり平も親に負けない女好き。「足首の細い女、口元にホクロのある女は名器だ」といううわさを信じ、ホノグラフィ器を無断で持ち出し、名器探しに精を出す。
斉藤は、都心に威容を誇るビル内にある某商社の中堅社員である。お定まりのラッシュアワー、朝の通勤電車の人波にもまれながら、彼は昨夜の情事を思い浮かべていた。昨日もまた女房を満足させることができなかった。最近はやっても体に疲労が吹き上げるばかり。インポ気味なのだ。あぁ、強い男でありたい!斉藤は心の中で絶叫し、次の瞬間堪えられない寂寥感に胸を締め付けられた。
母の帯子は、最近欲求不満気味。それというのも、夜の夫婦生活がうまくいっていないのが、その理由。しまりのなくなった自分のカラダのせいだ、と悟った帯子は、ヨガ道場に通ったり、家で色々と訓練したりする。一方、父の賢一郎は、会社のOLである静江と深い仲。静江のイソギンチャクのようなカラダにメロメロだ。その上、ロ●ータ指向とあって、トシに似合わず、家の外では結構威張っている。そんな相川家の母、父、妹のバラバラの性生活を垣間見てしまう総一郎。自分も高校時代の教師にオカマを掘られそうになり…。
常楽寺の住職・道悦は、道鏡以来の如意棒の持ち主として、近在でも評判のなまぐさ坊主だった。水商売の女、二号さん、後家さんには、彼のファンが多く、竹井医師の二号・花江も、その一人だった。道悦は中年を過ぎても、決まった女はいなかったが、不思議なことに、彼には一人娘の悦子がいた。悦子は17年前、誰かが本堂の回廊に捨てていった赤ん坊で、不憫に思った道悦が、自分の子として育てたのだった。そんなある日、檀家回りをしていた道悦は、中年の女に呼び止められた。
部長の奥様はおしとやかで教養もありスタイル抜群で色気がある典型的な良妻。そんな奥さんを持った部長への妬みからか、この幸福な家庭を崩壊させようと企んでいる人間がいた。それは部長が可愛がっている部下だった。家にお邪魔した時に部長の奥さんを寝取り、自分の嫁に部長を誘惑して寝取らせる。そしてこの下半身スキャンダルをネタにゆすられる部長…。
「貴男はアメリカで約束しました。私が日本に行ったら、妻に迎えると」茶道家元の若主人を突然愛の渦に巻き込む金髪旋風、助手の分際で若主人を色事でまどわす女弟子。そこに織りなす、邦、洋入り乱れての赤裸々な欲情―。
虚栄と虚飾に満ちた大都会、そこでは、甘美な誘惑に翻弄された者たちが、さまざまな人間模様を繰り広げている。やくざなひもと手を切り、会社員を恋人に持った彫り物師の娘だが、その幸せもつかの間、その男もひもの様になってしまった。そんなある日、ふってわいた歌手への誘惑は…。
錦城女学園のスケバン、通称モナリザお京を番長としたグループと、椎葉女子校の洋子が番長のグループは、ことあることに対立して、勢力を競い合っていた。そんなある日、お京一派の英子は、番長の宮川、シゲル、サブの三人に襲われ、弄ばれたことから、お京、ドモ政に英子を加えた三人は、宮川たち三人を鉄橋近くの川原へ呼び出した。