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ピチョ、ピチョと音を立てる指。やがてその指は乳首へ。歓喜の声を上げているのは、なんと私立探偵・麻田麻耶。そう、彼女は体を張ってブツ取引の現場を聞き出そうとしているのだ。だが、こんな派手な仕事なんてそうあるものではない。今日も初老の男・佐藤から家出した若妻・アキ子の捜索依頼が…。聞き込みを始めた麻耶の捜査線上に浮かんだのは坂本常夫という男の存在。常夫は自分を弁護士と偽り、アキ子に貢がせていたのだ。しかも彼は議員秘書と称してソープ勤めの康子と関係を持ち、さらには作家の振りをして新たな標的のつかさに迫っていた。最初は反目しあっていたアキ子と康子だが、常夫がつかさのところに入り浸りになるにつれ、レズすれすれの関係になっていく。そんな中、麻耶の昔の恋人・健二が出現。なぜか彼も常夫を追っていた。そして事件はついに五角関係の浮気へと発展するのだった…。
キャバレー勤めのナナに、今日もカラんでくるイヤラシイ手。そんな時、助け船を出してくれるのが宮子だ。しかし、それが原因で店中がメチャクチャになることもしばしば。元はと言えばナナが他の女性のように、自分を安く売らないため。だが、それにはちゃんとしたワケがある。彼女は姉・はるみの夫と同棲中。SEXの相性もバツグン。別の男など相手にしていられないのだ。ところが、はるみが怒鳴り込んできたことから、あっけなく破局。その日、荒れに荒れたナナは、泥酔した上、店でストリップ。そんなナナを家に連れて帰り、姉のように見守る宮子。しかし現実主義の彼女も、昔の恋人・玉野が5年ぶりに訪ねてきたことから心が揺らぎ始める。一方、その頃、ナナには高木という男から「店を持たないか?」というおいしい話が…。当然のように、宮子は玉野と、ナナは高木と、それぞれ男と女の関係になるのだったが・・・。歓楽街に生きる女たちの姿を描いた、最初にして最後の中川好久“監督”作品。主演は豊満なバストが圧倒的な三崎奈美。山口美也子の姉御的魅力も印象に残る。
「ボクは今、奥さんのその桃色の肌と、胸のふくらみを思い浮かべながら、硬くなったボク自身を慰めているんですよ」。夫の出張中を見計らったかのように掛かってくる気味の悪い電話。その恐怖から逃れようと、貴子は鎌倉のお茶の師匠・令子の元を訪ねた。だがそのお茶会は少々様子が異なっていた。突然、現われた軍服姿の男がひとりの貴婦人を雪の上で裸にひん剥き、軍靴で白い乳を踏みにじっていったのだ。それを平然と眺める人々…。その日の興奮はいつまでも後を引き、ついに貴子は卑猥電話の声に応じて、自分の茂みや桃色の花びらを手でまさぐるようになる。やがて再びお茶会の日がやってきた。いつしか貴子の足は鎌倉へ。と、暗がりの中で彼女は数人の男に襲われてしまう。そう、今日の主賓は貴子だったのだ。幾人もの目に晒されながら、かつてない快感を味わう貴子。もう、彼女に後戻りは許されなかった…。監督は『東京チャタレー夫人』で志麻いづみの魅力を引き出した藤井克彦。体をうねらせ身悶えする、彼女のひとり慰みシーンはまさに官能の極致!
白昼、ヤクザ風の男のネバリつくような視線に寒気を感じた主婦・光子。その夜、夫が連れて帰ってきた男、浅岡は、なんと昼間の男と同一人物であった。3年間、刑務所に入っていたという浅岡は、飲めない夫を意識不明になるまで酔わせ、溜まりに溜まった欲望を光子相手に吐き出していく。数日後、浅岡は再び見知らぬ女・亜矢子を伴い、部屋に上がり込んできた。実は、亜矢子は宝石の運び屋。今回も、宝石をコンドームごと自分の体に隠して運んでいたのだ。だがまたまた浅岡が狼藉に出ようとしたことから、光子の怒りが爆発。平常心を失った光子は彼の首をベルトで思いきり締め上げ、殺してしまう。亜矢子は彼の車を処分。一方、残された光子と夫は死体を埋め、引っ越すことを決意する。だが、事態はこれで済むワケがない。ふたりの前には、宝石を狙う、さらに大きな魔が忍び寄っていた!密室の中、夫の目の前で吊し上げられ、口で奉仕させられる人妻。SMチックな暴行シーンが光る傑作サスペンス・ポルノ。
美術の担任、山川ひかるは、みんなの注目の的。だがそれは“憧れ”とゆうよりも、単に“ヤリたい”という気持ちからきていた。彼らが授業中のスカートの中を鏡で覗いたりするのも、その気持ちの表れだ。そしてもうひとり、ひかるにプロポーズをして迫る体育担当の時田も彼女の悩みの種であった。田島というパトロンがいるひかるには、自分に言い寄る連中は全く眼中にない。ところがある日突然、田島の娘、令子が田舎から出てきたことから事態は急変する。田島のマンションに住みついたばかりか、男を連れ込む令子。彼の部屋で思いっきり愛し合うことができずにイライラが募るひかるは、飲み屋で見知らぬ男を誘い、その逞しい肉体を貪って寂しさを紛らわしてしまう。やがてスキー合宿の日がやってきた。だれも彼もがひかるを狙う中、ついに思わぬ事態が発生する!ATG作品『讃歌』で映画デビューを果たした渡辺外久子(現・とく子)のロマン・ポルノ第1弾。屈折した女役を得意とする彼女の個性が早くも発揮されている。
近頃、校内は志麻のよからぬ噂でもちきりであった。校長に呼び出された彼女の前で広げられる劇画のコピー。ワイセツなその絵は明らかに志麻をモデルに描かれていた。事実、昼間は教鞭をとる彼女だが、夜ともなると男を漁り歩いていたのだ。「知らない同士っていいね。うんと破廉恥になれる」と言い放った男もいた。志麻もその言葉には同感だ。だが、魅力的な志麻と関係を持ちたがる男は顔見知りの中にもいた。同僚の生物担当・坂口、そしてアイスホッケー部員・浩だ。浩の彼女、燎子はそんな彼の心を知り、身をもって稼いだ金を彼に渡し、志麻の元へ行かせる。だが、彼女は浩の申し出を一笑に付してしまう。翌日、改めて志麻の元に向かった浩がそこで目にしたのは、淫らな姿態で坂口に弄ばれるひとりの雌の姿。悄然としてその場を立ち去る浩。74年度ミス・インターナショナル東京代表に輝いた宮井えりな主演。行きずりの男との関係を続けることで自分の体に流れる淫蕩な血の呪縛から逃れようとする主人公を、見事に演じ切っている。
その潔癖症が災いしてか、なみ子はいまだ独身。しかもすぐビンタを張るため、父兄の評判は芳しくなかった。なかでもよくターゲットとなるのが博。授業中に鏡でスカートの中を覗き見る彼にとって、目下の興味はなみ子が登校に使う自転車のサドル。秘部が刺激されているのではないかと、妄想はふくらむばかりだ。そんなある日、同級生のキリコが、博を演劇部の部室に誘い込んだ。「見せてあげるわよ」とスカートをたくしあげ、パンティを下ろし…。教頭の魔の手から逃れたなみ子が同じく部室に駆け込んで来た頃には、ふたりはすでに激しく腰を動かしあっていた。それからほどなく、なみ子に投書が届く。そこには彼女が“不感症”であるとの文字が。悔しさも加わってか、かつてのレズ相手・れい子のスナックで深酒するなみ子。やがて昔の関係になって抱き合うふたりをれい子の同棲中の次郎も加わって…。耽美派・小沼勝が“鏡”を駆使して描く女の性。無理に握らせたり、加えさせたりといった、AVの即物的SEXとは異なる恥じらいが、逆に見るものの心をそそる。