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バー・ヤマトのボーイ募集に応募してきた、記憶喪失だという青年。その青年に『麻也』と名付け、店に出すとその顔とスタイルで客の人気も上々。さらにギターを爪弾き、歌を歌うようになると更に繁盛するのだった。しかし、記憶のもどらぬもどかしさにいらだちを隠せない麻也。そこへ芸能プロダクションを経営する男・菊池が麻也を訪ねて来たのだが…。
昭和20年8月12日、海軍飛行隊仮設基地に集まった山中総一郎少尉ほか、3名の隊員たちは、15日の出撃に備え、準備に余念がない。しかしその前日、本部から、出撃は一機だけとの連絡が入る。誰が搭乗するのか、運命はくじ引きとなるが…。
時夫と山下との出会いは、突然だった。当時、薬に溺れていた時夫の前に刑事の山下が乗り込んで来たのだ。ゲイでもあった山下は、逮捕する代わりにその場で強引に時夫を抱いた。その時、時夫は山下に恋をした。そしてある事件で懲戒免職となった山下は、時夫の前から突然姿を消した…。
サラリーマンのエイスケは、満員の通勤電車内で年上の男から痴漢された。その時の興奮が忘れられず、その男を毎朝探し始めるようになる。ようやく見つけた男に声をかけたが、エイスケの事を全く知らない、と言う。納得のいかないエイスケは、その男の後をつけて行くと…。
通称・アポロと呼ばれる大手商事会社の跡取り息子である尚一。優雅にヨット生活を送る彼のもとへ義母から見合い話が舞い込む。ゲイである尚一にとっては、迷惑な話だ。恋人・マサオにヨットを任せ、一旦実家へと帰るアポロ。しかし、アポロ不在のヨットに見知らぬ三人が押し掛け、マサオを凌辱する。マサオの助けを呼ぶ声にアポロが戻って見ると…。
古い洋館で朝から激しく絡み合う画学生・晴彦とバーのマダム・真田。ゲイが多く集まる真田のバーで働く晴彦は、いけないと思いつつ、ずるずるとこの関係を続けている。そんな時、晴彦がよく写生に出かける横浜の街が一望できる丘でいつも出会う慎吾が店に来店する。運命を感じた晴彦は、そっと慎吾の手に自分の手を重ねた…。
社会に絶望し、男としての尊厳を失った男が、何かやり直しのきっかけを掴もうと故郷・広島に帰ってきた。偶然広島の市内で見つけたゲイ映画館。全くゲイの世界に興味がないはずなのに、何故か導かれるように入ってしまった。そこではその日、HOMOショーを実演中だった。初めて見たゲイの世界、そしてショー。興奮してしまった。何故だ、俺はゲイなのか…。そのショーダンサーの一人、ランという青年に、終演後ロビーで声を掛けられる。
新宿の繁盛からポツンと取り残された一画、そこにあるボロホテル「山海ホテル」そこはこちらの世界ではかなり有名なゲイ専用のハッテン旅館だった。遠い親戚からそのホテルの土地と建物を相続した男が、ある日やってきた。男は女房に逃げられ、仕事もリストラで首になり、失意のどん底だった。このホテルの経営で、人生のやり直しをと考えていた。が、男はストレートなので、このホテルの実態はもちろん知らなかった。男がそこで見たものは、ゲイであることを謳歌し、誰とでも自由自在に欲望のままにSEXを楽しむ客たちだった。
刺青をした美少年にしか欲望をを感じないヤクザの会長。そこで奴隷玩具のように飼われる二人の少年。好色な会長によって、少年たちの背にはやがて刺青が彫られていく。そしてますます性の玩具となっていく。初めはそれでよかった二人だが、やがて二人の間に愛が芽生えるようになると、二人はヒトとして生きるために、そして愛を完結するために、会長を、組織を裏切り、逃避行を図る。それを知った会長は、どんな汚い手を使っても二人を探し出そうとする…。
若く才能のある美大生と、偶然に出会って同棲を始めた画家崩れのサラリーマン。二人はお互いを認め合い、毎日お互いを求め合った。そんな日々の中、美大生のデッサンの授業に超美形のモデルが登場する。その話を聞いたリーマンは、そんないい男なら久し振りに絵を描いてみたくなったから、そのモデルを家にも呼ぼうと言い出す。狭い空間に全裸のモデルと二人の男。そこから淫らな愛欲の日々が始まり、やがてそれは、どろどろの三角関係に発展していく。そして最後には…。男3人による、濃密な空間で繰り広げられる愛憎劇。