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その潔癖症が災いしてか、なみ子はいまだ独身。しかもすぐビンタを張るため、父兄の評判は芳しくなかった。なかでもよくターゲットとなるのが博。授業中に鏡でスカートの中を覗き見る彼にとって、目下の興味はなみ子が登校に使う自転車のサドル。秘部が刺激されているのではないかと、妄想はふくらむばかりだ。そんなある日、同級生のキリコが、博を演劇部の部室に誘い込んだ。「見せてあげるわよ」とスカートをたくしあげ、パンティを下ろし…。教頭の魔の手から逃れたなみ子が同じく部室に駆け込んで来た頃には、ふたりはすでに激しく腰を動かしあっていた。それからほどなく、なみ子に投書が届く。そこには彼女が“不感症”であるとの文字が。悔しさも加わってか、かつてのレズ相手・れい子のスナックで深酒するなみ子。やがて昔の関係になって抱き合うふたりをれい子の同棲中の次郎も加わって…。耽美派・小沼勝が“鏡”を駆使して描く女の性。無理に握らせたり、加えさせたりといった、AVの即物的SEXとは異なる恥じらいが、逆に見るものの心をそそる。
ボーイフレンドとの関係を清算して、故郷の狭山に戻った桃子。ところが家では両親がクサイ芝居に没頭。どうやら“シバイのカラオケ”なるテープの販売で一儲けを企んでいるらしい。一見、夫婦仲がよさそうな彼らだが、夫の孝三は娘と同じ年頃の愛人・令子と、妻の美江は若いつばめ・良治と、ホテルでシコシコ。それぞれ年下のエキスで自分の欲求を満足させていた。そんなある日、博多の叔父さんの紹介という触れ込みで和夫と和子の若夫婦が転がり込んできた。夫婦とはいえ、窓を開け放してSEXに励む彼らに美江はショックを隠せない。しかも和子と桃子は甘美なレズの世界へ。そこへ今度は、令子が孝三を訪ねてやってきた。アッチの方面に敏感な彼女は、和夫と桃子が関係を持つのではと予測。窓に近づき、ふたりの初合体を目撃してしまう。ひとり取り残された感のある美江だったが、彼女にも大事件が勃発。良治が桃子のお見合い相手として現れたのだ。しかもこの若いふたりが意気投合したものだから、家の中はさらに性臭が立ちこめて…。闖入者の出現で丸裸となる家族の性の秘密。『がんばっていきまっしょい』の監督・磯村一路が脚本を担当したホームコメディ・ポルノ。
原田の経営するスーパーにヤクザが殴り込んできた。そんな危機を得意の空手で救ったのが店員の牛山だ。牛山の活躍に喜んだ原田は、彼を芸者遊びに連れ出すことに。ふたりの前に現れたのはグラマーな菊丸、スレンダーな小蝶、そして色っぽい染子の3人の芸者。牛山が気に入ったのは染子。だがあれやこれやで結局、牛山は菊丸と、原田は小蝶と一戦交えることに。普段は年配者ばかりを客にしている菊丸を相手に、3回も続けて励んで彼女を心底喜ばせる牛山。一方の原田は強精塗り薬で小蝶をヒイヒイ言わせてしまう。だが、牛山が本当に気があるのは染子だ。後日、小蝶の男から、「吸う、飲み込む。染子さんにはどんな男も3分と持たない」などと聞かされたものだから、その気持ちは高まる一方。銭さえあればの一心で、牛山は仕事に励むが…。どうにも止められないヤリたい本能。そんな年頃の男がハマってゆく性の快楽とは?オトコを天国へ招く芸者たちの姿を描くハッピー・コメディ芸者ポルノ。
“売春防止法”が施行される昭和33年4月1日の前夜。サロン「ちどり」には、これが最後と客たちがなつかしさで集まって来た。ひとみ、康子、ヨー子、幸子たちは、主人・時枝の指図で、最後のご奉公とばかりに張切っている。ひとみは働いたうちから田舎へ送金しているが、彼女には悪いヒモがいる。客の一人、学生の益夫は、彼女にそんな男がいるとも知らず、盛んに結婚しようと口説いていた。調子のいいヨー子は、次々と客を引っぱり込み、最後までガメツク稼いでいる。通いの幸子は亭主もちで、亭主が入院中とあって店で働いてるのだが、帳場に赤ん坊を寝かして、早速、客を呼びに店の前に立つ。康子は、おそるおそるやってきた青年が初体験と知って、手とり足とり、親切にもてなし、その青年は感激して帰って行った。一方、自分の血を売ってやって来た益夫は、ひとみを抱いた直後、貧血で倒れるが、彼女の介抱で回復する。夜も更け、いよいよ12時、女たちと客は、ホタルの光を合唱しながら赤線の灯が消えるのをおしんだが…。
平家敗れて、夜には敵の男と通じるー。建礼門院と義経の燃ゆるような褥を綴る名匠・神代辰巳の王朝ロマンポルノ!平家の女を半裸にして淫らな楽しみに耽る源氏の男たち。今、彼らは壇の浦での戦いの勝利の美酒に酔いしれているのだ。泣きながら耐える女たち。その中に安徳帝を抱いて入水しながら、心ならずも捕らえられた建礼門院(渡辺)がいた。高貴な身分の彼女に言い寄る義経(風間)。戸惑い、狼狽、怒り、恥らう建礼門院に、さすがの義経も自分が神の怒りに触れてしまうのでは…と躊躇。だが、やはり男と女。酒をすすめ掌にさわり…。拒まれて、また口説いては舌を愛撫し、乳首を揉んで…。一進一退の末、ついに指先はスルリ。緋袴の奥でふるえる建礼紋院の肌。「恥ずかしい」「いけません」は、やがて「私を弄ばないで」に。気がつくとその手は義経の体を求めて宙をさまよう始末。かくして絡み、うねり、喘ぎの夜はふけていく…。好事家の間で秘宝としてもてはやされる「壇の浦夜の枕合戦記」。風間杜夫の快演、豪華女優陣の濃厚であでやかな悶え…。名匠・神代辰巳ならではの傑作王朝艶笑譚。
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発売日 | 2004年7月23日 |
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