小川恵 - 作品一覧

ジュンコと桃江はテニス部、若くてたくましいコーチの久保寺に桃江はあこがれていたが、久保寺の求めはどうしても受け入れられなかった。あっちの方は、進みすぎているくらいのジュンコや正子に比べて桃江はおく手。まだ処女だった。実は桃江には重大な悩みがあった。それは、大事な場所にあるべき草原が全然なかったのだ。桃江は毎晩、毛はえ薬をつけているのだが…。

『箱の中の女 処女いけにえ』の小沼勝監督作品。小川恵、北見敏之主演。公園でずぶ濡れになっている女を助け、連れ帰った男。二人はそのまま結ばれるが、その様子は隣人に覗かれていた…。

ブルーフィルム史上幻の名作といわれ、伝説的な作品となった『風立ちぬ』をはじめ、数々のブルーフィルム製作に没頭した人間たちの、執念や生きざまを描いたドキュメント秘話ポルノ。映し出されるブルーフィルムが異様なエロチシズムをかもし出している。

みきとハル子は、家出してふとした事から知りあった山岡と同棲、万引、売春と好き勝手な青春を送っていた。そこへ、スケバン、マフィアと呼ばれる組織の黒い影が、二人の背後に忍び寄ってきた。スピード感あふれる異色ロマンポルノ。

青春！性！！そのぎらぎらとまたどろどろと、むせかえるエロスの世界よ！！！ザキ裏の天使は夕映えにうたいあげる肉体ざんげ録。

禁断の思慕…。若い肢態への欲情。乱れた性夢の調べにのって秘められた不倫の舞が始まる！！

夜の海、月明かりに照らされて若いカップルが砂浜でたわむれている。女の子の名前は加村真理子、恋人の幸夫とはすべてを許し合った関係だ。生理の始まりかけていた真理子に幸夫は強引に迪送を始めた。二人はクライマックスに達して、あえいでいた。その時、後ろから腰を突きたてる動きが止まり、ガックと動かなくなった。幸夫の顔は蒼白くひかり、額から一筋血が流れていた。体の傍には血で汚れたジュース瓶が。路肩に止っていた大型トラックが、あわてて急発進した。銀色のボディトラックだった。その時、真理子は復讐を誓った。

体の関係を持つ恋人・俊也がいるものの、彼が望む結婚には今一歩踏み切れない厚子。平凡な生活にあきあきしている彼女に、思いもかけないアバンチュールが訪れた。親友、久美子の夫・正の通夜の席で、正の親友・藤原から久美子と勘違いされてしまったのだ。それをいいことにすっかり“未亡人”になりきってしまう厚子。その夜、さみしい“ニセ未亡人”厚子は、藤原の巧みなベッド・テクの前に、激しく燃えてしまう。一方、本物の未亡人・久美子は、位牌を前にひとり指を這わせるありさまだ。そんなある日、野獣的なSEXに耽っていた隣人夫婦が、実は同棲だけの関係だったことが判明。新妻と偽っていた佐代子は、亡き夫を別の男の体を通して感じ、愛していたのだ。これも未亡人の愛！？少なからず心動かされた厚子は、ある決意を固め、ニセ未亡人として最後のSEXに臨むが…。肢体、艶技とも申し分なし。まったりとした熟女の魅力で猥雑なまでのプレイを見せる朝比奈順子。監督の黒沢直輔も指技、手淫、オーラルとさまざまな性のバリエーションで、男たちの欲望に答えてくれる。

裸にひん剥いて路上に放り出す！女のいたぶりはハンパじゃない。スケバン軍団に挑むツッパリ女学生を描いた傑作ポルノ！！スキャンティのヘア処理をすませ、趣味と実益のSEXに励むケイ子（倉吉）とかおり（水紀）。だが、ある日、かおりがチンピラ4人組につかまり、次々に体を汚される事件が発生。一方ケイ子は、謎のバイク男がスケバンマフィアのゴッドマザー（山乃）を狙っている現場を目撃。機転を利かせて危険をしらせたことから、組織はかおり救出に協力。だが、その代償としてケイ子は、悪徳代議士の相手を務める羽目になってしまう。そう、組織は、政界にまで手を伸ばすほど強大なものだったのだ。バイクの男・修の執念とも思える襲撃も、かつて彼の恋人が彼女らによって殺されたことに起因していた。しかもケイ子の義兄までもがマフィアの毒牙にかかったことから…。ヒップから脇まで、ありとあらゆる部分にバターを塗られ、幾人もの男に同時にレイプされる倉吉朝子。その華奢な体と精悍な目つきが心に染みる。

泣いて泣かされみちのく慕情。雪肌染まる性戯百景。女は泣いて、そして女は濡れる…・・。気の弱い一人の男が、亭主がヤクザのストリッパー島子と関係してしまう。男は島子を一途に愛しているが、他の女の誘惑に勝てずエレクトする男性自身をなさけなく思う……。主演に桐谷夏子を迎えた人情ロマン・ポルノ作品。ガラガラの純行列車の中でボク（三上寛）と島子（山口美也子）は向かい合って座っている。島子はボクに身を寄せながら「本当に社長に私を貰いますって言ってくれるのネ。」と、くどいぐらい念を押した。島子の亭主はストリップ小屋の社長（草薙幸ニ郎）で、しかもやくざであった。ボクは勇気を振り絞ってストリップ小屋へ入っていくのであるが……。