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お金に男にと軽快にOL生活をおくる沙耶加(高樹陽子)とシオリ(本田舞)。金持ちのかっこいい男と結婚することが二人の最大の夢。条件にあう男をさがして東に西にと、大忙しの毎日である。沙耶加は、まさに今、ホテルの一室で白い裸体をさらけだしてのけぞっている。突き上げてくる快感に我を忘れて陶酔しきっている。のしかかってくる佐久間のたくましい胸に顔をうずめ、夢中で腰を動かす沙耶加の顔は幸福に輝いている。ふたりで絶頂を迎え、シーツ上に果てる。これほどまでに激しく燃えさせてくれる佐久間は、二枚目の会社社長。沙耶加は社長婦人を夢見て、佐久間にお金を渡すのだが…。理想の男を求めて渡り歩く女の様を、あっけらかんとベテラン監督の藤浦敦が描いた、ドエッチロマンポルノ。
出版社に勤める久保は妻の尚子に食傷ぎみ。SEXもおざなりなものとなっていた。だが、行きつけのバーのママ美子を愛人にしている彼にしてみれば、そんなことはさして気になることではない。それより美子の変わったクセ“コトが終わるとすぐさまバスルームへ”の方が心配。「本気で感じてはいないのでは?」との疑念がぬぐい切れないのだ。だが、そんなモヤモヤを吹き飛ばすビッグ・ニュースが舞い込んできた。美子の紹介で知り合った大手出版社社長・橋口の援助で独立することができたのだ。そんなある日、かつての同僚・竹下の紹介でイラストレーターの綾が訪ねてきた。金も地位も手にした久保と彼女が男と女の関係になるのに時間はかからなかった。自分の部屋に誘った綾は、あっという間に一糸まとわぬ姿に。「好き。メチャメチャにして」とからみついてくる。その、あまりにも大きな喘ぎ声に、久保は防音がしっかりした部屋を彼女名義で買い与えることにするが…。川上宗薫の「女性」を映画化。妖艶・志麻いづみを中心に、肉感の橘雪子、これがデビューとなる「ロマンポルノの百恵ちゃん」こと日向明子らが出演。それぞれのベッド・テクで男の体と心を翻弄する。
自由な生活を謳歌していたスタイリスト朝田梨絵は子宮の異常が見つかり入院を告げられる。入院の日も、プロポーズする山下と共にベッドの上にいた。病院で梨絵は、社長婦人の兼子やトルコ嬢の洋子と同室になる。ある日、梨絵は病院を脱け出し、高村と抱き合った後、求婚されていることを話すが、適当に答える高村。妻に逃げられた高村が娘の蒲団をかけなおす姿を梨絵は見つめるだけだった。数日後、兼子が実は、年増のヒモつきストリッパーであることがバレてしまった。一方、梨絵のところで、2人の男がハチ合せになって大騒ぎ。後日、梨絵は高村が山下と喧嘩して仕事を辞めたことを知る。複雑な心境の梨絵は、今ではビニール本のカメラマンをしている高村に、仲直りを求めるが取り合ってくれない。病院に帰った梨絵は、洋子が男に捨てられ、自殺したことを知る。そして、酒に酔った兼子が洋子の花むけに踊る。最後のステージとして。癌を宣告され、ヒモにも逃げられた兼子だが、勇気を持って手術室に入っていった。梨絵は山下に別れを告げ、本当に自分を愛してくれる高村を選んだ。彼の仕事も以前のように続けられるようになり、二人は歓喜に満ちたSEXを始める。