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いかにも興趣をかきたてるちょっぴり変わったタイトルの映画の登場だ。内容は二組の夫婦のスワップの物語だが、江戸去里晩の絶妙の脚本を得て、ベテラン深町章監督があの手この手を繰り出して抱腹絶倒の面白さに仕上げている。
高校教師の神埼早紀は友人の野村かのりとある温泉旅館にやってきた。早紀はその旅館の若主人・船橋聖治と不倫の仲であり、聖治に逢いに来たのだった。しかし、聖治から別れを告げられてしまう。傷心の早紀はかのりと逆ナンに出かける。そんな中、旅館には官能小説家の蕗谷春泥が投宿していた。春泥は元教師であったが、教え子との不倫により職を追われた。その教え子とは早紀のことであり、二人は再会して…。
日本舞踊華柳流家元の華柳満に嫁いだ春美は、女盛りの現在25才。しかし、満を病気で亡くして一年。再婚を考える事もなく義父の秀明との二人暮しである。 一方、秀明の方は何時ものように春美の優雅な踊りをマジックミラー越しに覗き見る毎日であった。 毎日、退屈で窮屈な後家暮らしに春美の性欲は爆発寸前。だが、寂しそうな秀明の姿を見ていると、家を出る事を言い出せず、専らオナニーに耽る毎日だった。
ゲンとケンイチは「女体並びに骨董品鑑定団本部」なる名称で営業しているが、実はとんでもない詐欺コンビ。百戦練磨のゲンがリードして口八丁手八丁のやり口で相手を騙して儲けている。しかし時には手痛いしっぺ返しを食らうこともあって…。
結婚して一年目の三谷良枝とその夫、健一は結婚当時の初々しさがまだ残る夫婦生活を送っていた。良枝は夫に愛される為にどうしたらいいのかだけをいつも考えている女だ。そんな良枝の行動が少し重荷に思えてきたりする健一、それに良枝の幼く感じる所も嫌気がさしてきた。 夫の様子が少し変だと思い始めた良枝は女子校時代の先輩、美由紀を訪ねて相談する。当時は美由紀に憧れてレズ関係にあった。
夜の闇の中に一台の車が止まっている。車の中の男が、双眼鏡を取り出してマンションの一室を見ている。ほの暗い窓明かりに映る男女の影、男の濃厚な愛撫に悶える豊満な肉体の女、気鋭の弁護士青山貴子と、その婚約者の信一である。いろいろやって果てる二人。そこへ電話が鳴り、ハッとして受話器を取る貴子。「お楽しみも今のうちだ。必ずお前を地獄に落としてやる」またいつものように嫌がらせの電話だった。
大橋早苗は、一年前に交通事故で夫を亡くした。一周忌を終え、やっと心の整理がついた早苗は、夫が残した唯一の財産である旅館に訪ねていく。夫が生きていた間は、夫に任せきりだった旅館であったが、夫が死んでからは毎月赤字が続いていた。このままでは処分しなければならない。そう思った早苗は、自分の目で確かめてから決めようと思った。早苗としても夫の生まれ育ったこの旅館を残したいと思っていた。
阿部美代子は、出産で休む現国語教師の代理で、臨時で某高校に赴任した。任期は半年ほどで、どこにでもある平凡な高校。そして美代子もよくいる女教師に見えた。 登校初日、生徒の一人満が、校舎の裏で煙草を吸っているのを見つける。しかし、美代子は満を咎めるわけでも無く、ただ自分の高校時代にあなたは似ていると云うだけで行ってしまった。
花枝と慎二は別れのセックスをしていた。あまりの慎二の生活力の無さに花枝は愛想が尽きたのだ。慎二に残ったのはボロいキャラバンだけだった。以降、彼のキャラバン生活が始まった。ある夜、慎二は公園の脇にキャラバンを停め眠っていると、女・桃子の悲鳴が聞こえてきて…。
山口真希は夫の公一の直線的で単調な動きに、マンネリを感じながらも深いエクスタシーを得ようと自ら腰を振って喘いでいた。二人は結婚してまだ半年しか経っていない…。 山口亮が兄嫁に会うのは、結婚式に出席して以来二度目だった。大学受験に失敗した亮は東京の予備校へ通うことになって、九州の田舎から出てきて、長男の公一の家にやっかいになることになったのだ。