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雑誌社に勤めるヒロミは、海外へ長期出張する友人にマンションの留守番を頼まれた。早速マンションに行った独身のヒロミはその夜、見知らぬ女性からテレフォンセックスを受け、ティッシュのお世話になる。それからというもの三日と空けずに電話が鳴り、彼を楽しませた。しかし、ある日を境にピタッと電話が鳴らなくなり、意気消沈するヒロミ。が、その代りに聞こえてきたのは、隣室からのあえぎ声。どこか聞き覚えのある声に思わずベランダ伝いに隣室を覗くと…。
美しい妻・美佐子に妖艶さが増したことを男冥利に感じている勇作。日々教え込むようにして美佐子の性感帯を開発していった甲斐もあって、今は勇作の腕の中で歓声をあげている美佐子が愛おしい。昨夜からの時を忘れたSEXに没頭する美佐子と勇作であった。翌日、勇作のバンコク行きが突然決まった。一人でいる寂しさを紛らわすために、美佐子は友人・時田恵子を訪ねた…。
美大生の早紀は元大学教授・大沼に絵の指導をすることになった。大沼の家庭には元・生保レディで保険詐欺の前科がある後妻の久子が入り込んでいた。もちろん久子の目的は大沼の財産だ。召使いのさなえは、白昼堂々と男を納屋に引きずり込んで情事に耽っていた。そして絵のモデル・マリアは、久子にたきつけられ、大沼を挑発する始末だ。ただ一人、前妻の娘・葉子だけがまとものはずだったが…。
女同士で肉体の欠けた部分を埋め合うことができるのか？！許されぬことでもそれは、あるひとつの儀式。こわれてもいい…代償が大きいほど深く快楽に溺れていられるから…唇と唇を重ねて、愛蜜を交わす。果てることのない愛撫に意識は遠のいていく。禁断の愛に女たちは堕ちていく…。
