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大学生の美土里は恋人の正人と昼間から絡みあっていることが多いので、怒った大家にアパートを追い出された。美土里は姉夫婦…真奈美と敏夫に泣きついて同居させてもらうことにした。夫婦の夜の営みに興味をもった美土里は寝室を覗いたが、敏夫は求める真奈美を抱いてやろうとしなかった。他に女がいるのかも…。そう思った美土里は正人に敏夫の会社のバイトをさせ、予想したように社員の藤子と親しく、しかも敏夫は人から覗かれながらセックスすると一層燃えることを知った。そこで美土里は…。
刑事である野沢は人一倍性欲が強かったが、職業柄普通の女とは遊べなかったので、妻を説得してスワッピングクラブへ行った。そこで待っていたのは、偶然にも同じマンションに住む一組の夫婦だった…。相手を取り替えた二組の夫婦は、見られながら絡まりあい、オスとメスになっていく。
この作品は、長年にわたり現代の性風俗を体験している研究家、周知安の貴重なルポルタージュである。80年代から90年にかけて、性風俗も様々に変貌し多様化している。マントル、ホテトル、SM。こうした隠された淫行の世界で、彼は二輪車というセックスを初体験し、SMの世界では嗜虐と被虐の倒錯した快感も味わった。その様々な体験が、観客の肌に実感となって迫ってくる。