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小さな会社を経営している利夫は、家では妻の京香に暴力をふるう自分勝手な男だった。彼は部下の増本を家に呼びつけ、引越しの手伝いをさせる。京香はそんな気の弱い増本が自分に似ていると、どことなく共感した。そんな中、新人OL・リコがトラブルを起こし利夫が家を空ける。ふと空いた時間、2人は互いに話しをし、京香は夫と正反対の彼に惹かれ始めるが…。
保険外交員・志穂は勧誘で知り合った総一郎と再婚し、立花家に入ることになった。総一郎には息子・達也がおり、年の近い2人は図らずも意識しあってしまう。ある日、スナックでママに再婚話をする志穂は、ママに達也を意識している事に気づかれてしまい、してしまえば、とそそのかされる。帰宅したその日、雷に驚いた志穂は達也に抱きついてしまう。2人が男女の関係になるのに、さほど時間はかからなかった。
昔々、悪魔が魔女に恋をした。だが、魔女は普通の男を愛し、結ばれる。嫉妬した悪魔は魔女の一族に呪いをかけた…。時は流れて現代。二人の姉を持つ女子校生のメグは、売れない絵描きに出会い、互いに恋に落ちる。しかし、メグの一族には「体を重ねた相手が早死にする」呪いがかけられており、メグは呪いを恐れて離れようとする。そんなメグと姉妹に、悪魔の影が忍び寄り…。
宗雄は週末になるといつも釣りに出かけている。妻・律子はそれを浮気ではと疑い、探偵に調査を依頼した。ある休日、いつものように出かけた宗雄を探偵助手が尾行する。やはり、宗雄はあるアパートを借り、そこで浮気をしていたのだった。報告を受けた律子は、相手の女の調査も依頼する。そこには、意外な事実が隠されていた…。
芝草美津子はその町では資産家で土地持ちの夫、敏夫の嫁になって一年あまりがすぎようとしていた。ところが半年ほど結婚生活を送ると、その退屈さがどうしても我慢できなくなってきた。美津子は結婚前に働いていたスナックのホステスにアルバイトで戻ることになる。このことが後に重大な悲劇をもたらすことになろうとは、そのときは考えもしなかった…
人妻の房江は知人の竹内と衝動的にHしてしまう。そこへ夫・建一が帰宅した。呆然となる建一は逃げるように部屋を出る。ヒッチハイクしていた理恵は怪しげな男の車に乗り込みレイプされそうになる。しかし間一髪の所を建一に助けられた。ひょんなことから一夜を共にした二人は…。
地方のある温泉場。露天風呂に毎夜謎の美女が現れた。女は旅館の番頭を誘惑し、女中の亭主に迫り、目的を達しては姿を消した。「したいよ〜したいよ〜」と闇に響く謎の声。不思議な美女の正体とは?贅沢なスタッフとキャストに恵まれた異色の成人映画である。
「処女の肉体で温めた究極のぬる燗!!」この前代未聞の奇抜な発想を軸に展開されるのが本作『ぬるぬる燗燗』だ。日本一のぬる燗をめぐって様々な特色ある人物が登場し、おかしく切なく色っぽい人間模様が鮮やかに浮き彫りにされていく。
タンポポや紫陽花、そして秋桜…。決して高価ではない野草が何日かに一度、未亡人涼子が経営する美容室の玄関前に置かれていた。最近客の入りが悪く経営に悩んでいる涼子にとって、届けられるその花を見るときが、一番ホッとする時間であった。
結婚して一年、暇を持て余す主婦・美保。ある日、化粧品を売りにきたセールスレディ・津也子に、買ってくれたら大人のおもちゃを半額で分けてくれると持ちかけられた。それからというもの、セールスに興味を持った美保は、化粧品の販売会社で働くことになった。売り上げナンバーワンの津也子の秘訣が大人のおもちゃとわかった美保は、自分も何かサービスをしようと考えて…。