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その潔癖症が災いしてか、なみ子はいまだ独身。しかもすぐビンタを張るため、父兄の評判は芳しくなかった。なかでもよくターゲットとなるのが博。授業中に鏡でスカートの中を覗き見る彼にとって、目下の興味はなみ子が登校に使う自転車のサドル。秘部が刺激されているのではないかと、妄想はふくらむばかりだ。そんなある日、同級生のキリコが、博を演劇部の部室に誘い込んだ。「見せてあげるわよ」とスカートをたくしあげ、パンティを下ろし…。教頭の魔の手から逃れたなみ子が同じく部室に駆け込んで来た頃には、ふたりはすでに激しく腰を動かしあっていた。それからほどなく、なみ子に投書が届く。そこには彼女が“不感症”であるとの文字が。悔しさも加わってか、かつてのレズ相手・れい子のスナックで深酒するなみ子。やがて昔の関係になって抱き合うふたりをれい子の同棲中の次郎も加わって…。耽美派・小沼勝が“鏡”を駆使して描く女の性。無理に握らせたり、加えさせたりといった、AVの即物的SEXとは異なる恥じらいが、逆に見るものの心をそそる。
氷雪に閉じこめられ極点観測隊は一通の電文を発信した。[われBB号作戦を敢行す・・・。]いったいBB号とは?それは性的飢餓状況に陥った隊員たちを救う高性能ダッチワイフだった。無事帰国した隊員たちは奇妙な症状に悩まされた。生身の女に欲情できない。BBでなくては!その一人、医師の大森はBBを密かに部屋に持ち込み、同棲生活を送っていた。しかし、もはやBBでは満足できない。大森はかつて愛した女の妹マリ子と出会う。暗い欲望が閃いた。マリ子とそっくりのより高性能なダッチワイフを作るのだ…!脚本の大和屋竺が生涯こだわった人間と人形の危うい境界、そこに閃く異形の愛。監督の曽根は大和屋と共に鈴木清順の脚本グループ“具流八郎”の中心メンバーだった。これは異能二人が描くグロテスクなコメディであり、実際、機械仕掛けの人形がギリギリと動き出すさまには思わずゾクッとさせられる。
「夫婦円満の秘訣をお聞きしたいのですが…」。今日も街頭インタビューに励むディスクジョッキー緑川俊策。と、その中に「ズバリSEXよ。毎晩励んでいるワ」とあっけらかんとした答が。思わずア然とする俊策。それもそのはず、近頃彼は性的不全。妻を満足させられないでいたのだ。そんなある日、再びその人妻・千穂を見掛けた俊策は、“毎晩”の秘密を知りたくて、彼女に声をかけてしまう。その夜、家に戻った千穂は、いつものように夫・源造とのSEXにいそしみ始めた。蜂蜜、ワイン、バターを掻き混ぜ、仕上げにロイヤルゼリーと鹿の角を入れたミックス液。これが源造の自慢の“道具”だ。千穂の肌に滴らせ、それをすすり上げていく源造。その一部始終を窓の外からのぞいていたのが、ワラをもつかむ思いの俊策。と、下半身がズキン!“可能性”が見えてきた彼は、のぞきに全てをかけることにするが…。宮下順子の大人のエロティシズムがそそる“のぞき”ポルノ。フォーク界の異端児・三上寛が歌ばかりでなく、岡本麗とのSEXにチャレンジしているのも見逃せない。
帰省先から東京へと車を走らせていたまゆ子は、途中、立ち往生している男に頼まれ、ジャッキを貸すことに。だがタイヤを換え終わったとたん、彼は野獣に変貌。必死の逃走も空しく、彼女は森の中でレイプされてしまう。被害届けを出そうとするまゆ子だが、厳しい取り調べについていくことができない。その様子を横で見ていたのが、体で日銭を稼ぐハニイだ。言葉巧みにまゆ子に近づいた彼女は、隙を見てまんまとスーツケースをいただいてしまう。しかも今度はまゆ子の車にトラブルが発生。通りかかったガス・スタンドの男に紹介されてモーテルに泊まることになったまゆ子だったが、その後も、まるで性の魔物に魅入られたかのように、さまざまな職業の男たちが彼女を襲っていく…。日活ニュー・アクションからバイオレンス・ポルノへと、70年代を疾走した長谷部安春監督が描くハードな一作。主演は『犯す!』でも見事な演技を見せた“レイプの女王”八城夏子。浅黒く引き締まった肌が、なんともなまめかしく官能的だ。
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発売日 | 2004年12月17日 |
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あぁ、あたしの…。こんなに充血してるし、なんか腫れぼったい…。濡れて地ならし、悶えてムネ上げ!チャッカリ新妻の<マイホーム>作戦!宇能ポルノ・激烈映画化!!あたし(東)と彼(久保)、もうすぐ結婚するんです。それでお家捜し。分譲造成地に着いたら、彼、早くも家が立ったつもりで、あたしのパンティに手を…。でも、結局、彼のお給料じゃムリということになって、次々と高級マンションやアパートへ。その度に彼ったら、自分の家でもないのにアノことを始めちゃう。結局は狭い2DK住まい。それが、彼には物足りない様子…。よぉし、あたしがタテちゃおうっと。それからは、いろんな人と体を濡らしてガンバったんです、あたし…。可憐な容姿と大胆な演技で一世を風靡。若者達を、ふるい立たせた‘オナドル’東てる美主演の濡れ濡れポルノ。
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発売日 | 2004年7月30日 |
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永井荷風の原作と言われる「四畳半襖の下張り」をヒントに、神代辰巳が映画化。その年の各映画賞を賑わせた日活ロマン・ポルノ初期を代表する傑作。米騒動が頻発する大正7年。映画は前半、芸者・袖子(宮下)が信介(江角)との初会で燃え上がっていく様を中心に、いくつかのエピソードを挟み込みながら、進んでいく。芸者の花枝(絵沢)が半玉・花丸(芹)に説く床での心構え、芸者・夕子(丘)と二等兵の恋、太鼓持ち・ぴん助(山谷)のお座敷での首吊り事件…。これらは、いずれも日時がバラバラでありながら、袖子と信介の交わりだけは、一夜の出来事というユニークな構成。この約50分近く続く蚊帳の中でうねる女の官能シーンだけをとっても、観る価値は十分。その中に挿入されるサイレント字幕、世相を表すスチール、ナレーションとも呟きとも唄ともつかぬBGM(?)…。“神代映画”が心いくまで堪能出来る作品だ。
昭和30年代初頭の玉の井。得飲店「小福屋」では、多くの女たちが春をひさいでいた。やくざの志波(蟹江)に入れ揚げているシマ子(宮下)、昨年の正月に繁子(中島)が作った1日26人の記録を破ろうと奮戦しているな粉(丘)。その繁子はもはや人気は下り坂。女将(絵沢)からは鞍替えを勧められている。そんな娘のままこの店にやってきた公子(芹)は、結婚のため退職。女将にもらった餞別で新婚旅行へ。ところが2年の勤務は、彼女の体を変えていた。新郎のあまりに稚拙な愛撫に公子はガッカリ。帰郷早々、「小福屋」に戻って客を取る始末だ。一方、シマ子は志波が若い女と一緒にいたと、聞き激怒。ワレを忘れて男の元へ向かう。そんなさまざまな女のドラマをよそに、店仕舞いの時刻が迫ってきた。最後の追い込みにかかった直子は、おやじさん(殿山)から教えられた「股火鉢」で蜜壺を暖めて、効率よく男を回転させようとするが…。たくましい女への共感と畏敬。神代辰巳監督ならではの映画世界か女の職場・赤線に花開いた傑作。独自の呟くような歌に加え、漫画家・滝田ゆうの絵も挿入。
神代辰巳監督の女への執念が再び描き尽くす色街の世界!!1996年のロッテルダム国際映画祭を皮切りに、ソチ、リニミなどの映画祭でも特集が組まれ、世界的評価の気運が高まっている監督・神代辰巳。1974年度「映画芸術」第1位に輝いた彼の初期傑作。芸者の染八(絵沢)と旦那を張り合っていた花清(宮下)は、赤ん坊を産んで正妻におさまった染八への腹いせから、その赤ん坊を盗んでしまう。月日は流れ、置家で育てられたその子・正太郎は、花清の喘ぎを階下で聞きながら半玉の小ふく(芹)や小八重(吉野)らと床で戯れる早熟な男に育っていった。まだ生殖能力のない彼には子供が出来る心配がないのだ。そんな正太郎を気味悪がり、映写技師・島村夫妻の元に預ける花清の旦那・小宮山。だがここでも正太郎は特殊な能力を発揮。そう、精通がないために異常に長時間持続出来るのだ。夜な夜な3人でくんずほぐれつとなって快楽にふける正太郎と島村夫妻。だが、ついに正太郎も大人になる日がやってきた。小ふくが妊娠したのだ。続いて島村の妻・美也子(丘)までも身ごもってしまう。そして彼が最後に孕ませたのは…!?
スキャンダルと言われても運命を蹴って私は走る!白樺林は見た、山小屋は聞いた、背徳の喘ぎ、歓喜の悶え。ドライブ中の愛の戯れから発生した交通事故。それは人も羨むほど幸せだった加納夫妻に重い影を落としてしまった。夫の達則と共に、別荘住まいを続け、献身的に夫に尽くす妻・美緒(志麻)。だがある日、お手伝いさんのマリ子(梓)と開発工事現場の作業員・新田(椎谷)の情事を見てしまったことから、美緒の心に乱れが生じ始める。ためらうことなく、美緒にたくましい下半身を見せびらかす新田。以後、彼はある確信を持ったかのように、美緒に接近していった。ガラス戸を破ってパンティの中に指を入れる新田。何度か拒否し続けた彼女だったが、ついに鳥がさえずる湖畔で、彼の求めに激しく応じるのだった…。花柳流の名取りから転身した人気女優・志麻いづみのデビュー作。成熟した女のエロス、そしてその中に潜む魔性が監督・藤井克彦の手によって、華麗に抽出される。
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発売日 | 2004年7月1日 |
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