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マコ(梢ひとみ)は横浜の一角を縄張りにしているスケバンである。また、彼女はバー「ギロ」のホステスもしているのであった。ある日、マコは物かげにひそんでいる怪我をした若い男に気づく。その男は警官隊に追われている過激派の運動家、上条力也だった。マコは彼を近くの古物商のおりくバアさんの家の屋根裏部屋へ匿う。バアさんの手伝いをしているみどりはマコの姉で、好きな男と駈け落ちしようとして、ヒモの成田に見つかり、ひどい目にあわされたことがある。上条がベイルートへ逃げるために外国船へ渡りをつけたマコは、彼に頼まれた木箱を運んで来た。その中には分解されたマシンガンが入っていた。一方、上条の介抱をしていたみどりは、上条の衝激的な欲望に応じたことから、時折り彼に抱かれるようになった…。ヤサグレといわれようと、スケバンと罵られようと、生まれて初めて男に惚れた。しかし、その男は姉とも肉体関係を持っていたのだった。女の復讐の果てには空しさだけが残るのであった。
街のなかにある、どこにでもあるような平凡なガソリンスタンドでとある若者はつまらなそうに働いていた。このスタンドへ、風がわりな三人の男が、ある男を探しに来た。この男達が出て行くと、入れ替りにその男がやって来た。男は顔を洗い、出ていこうとすると、さっきの三人の男が戻ってきた。男は慌てて、スタンドに停まってあったトラックにのり、エンジンを始動した。若者も反射的にあわててトラックにとび乗った。男のハンドルさばきは確かであった。三人組の男達をまんまとまき、住宅街に車を停止した。そして、車の中から見える二階の窓に女の姿が写った。男は軽い身のこなしで、二階へ上がり、ルリ子というその女にとびかかる。若者も力を貸し、男の行為により、ルリ子は失神してしまう…。暴姦魔のエキスパートが登場し、未熟な若者がその男と出会い、行動を共にしながら、次第に男に成長していく様を冷たいレンズの目が不気味に追いかける。