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10日で5割という暴利で金を貸す女性専用の消費者金融『ローズファイナンス』の女社長、千鶴(古川いおり)。金のために人生で只一人愛した男、冴島を喪って以後‘闇金の女王’として裏社会でのし上がってきたが、彼女に課せられた債務も終わりに近づいていた。だが、裏社会の重鎮、権藤は彼女の冷酷さ、天才的な商才、そして圧倒的な美貌を自らの手元に置き続けるべく、更なる難題を彼女に突き付けてきた。カラダを捧げることぐらい、現在の彼女にとっては大したことではない。だが…。そんな折、千鶴は衝撃的な事実を知らされる。最愛の男、冴島が生きているというのだ!喪ったはずの愛を取り戻すために‘闇金の女王’の最後にして最大の賭けが始まる…。
六本木最強のキャバクラ「RedDragon」で、ナンバー1となったミカヨ。だが彼女の前に、伝説の嬢王と呼ばれた千鶴が3年の時を経て再び戻ってきた。ミカヨは伝説に負けまいと、客の限界以上まで搾り取るようになっていた。ある時ミカヨの客のひとりが、借金を重ねてまで彼女に貢ぎ続けたのに全く振り向いてくれないという理由で、ミカヨを刺すという事件が起きる。ミカヨは一命をとりとめるが、入院生活を余儀なくされることに。一方、千鶴は伝説の名の通りに指名を伸ばしていった。実は千鶴は、今はつぶれた「冴島ファイナンス」の社長だった冴島を、裏社会の目から届かぬ自分の家にかくまっており、千鶴が復帰した理由も、「RedDragon」でお金を貯めて2人でどこか遠くへ行こうと計画していたからであった。すべてが順調かに見えたが、冴島が千鶴のもとにいるという情報が洩れてしまい...。