痴漢電車（大蔵映画） - シリーズ一覧(映画)

ある朝、都心に向かう電車内では三件の痴●行為が行われていた。図書館司書の君子（竹内真琴）は、優柔不断で頼まれると断れない性格。君子は館長の中島と不倫関係にあったが妻にその関係がバレ、自棄になっていた。一方、銀行員の麻美（希島あいり）は理想の高い女で、ブランド品を身に着け、付き合う男も一流でなくては気が済まない。そんな麻美はセレブ御用達の婚活パーティで野崎と名乗る会社経営者の男と知り合うが、彼の金銭トラブルを救うために顧客の定期預金を横領し、現金をカバンに忍ばせていた。そして車内にはもう一人、通称・サソリという名の痴●常習犯を追う捜査官・涼子（松井理子）がいた。三者三様の思いを乗せ、電車は走り続ける…。

電車の中。痴漢をする男。女がうつむいて何も言わないことをいいことに男は痴漢行為をエスカレートさせていく。パンティへの中へと指先が伸びていき、ついにはポケットから取り出したキュウリで責める男。調子に乗った男は勃起したものを女性のお尻に押し付けるたその時、女がバックから取り出した道具で男の股間をはさみ、力いっぱいねじ上げた。車内に響きわたる男の絶叫…。それから半年、片方の睾丸をつぶされた男は、復讐の鬼となり、その女を捜すが…。

弱小球団・鮫島ドルフィンズの元エース・水野は、肘の故障や元アイドルの妻の浮気が原因で離婚するなどし、今では二軍暮らしで球団のお荷物とささやかれている。そんな水野を始め、二軍選手たちを支える女性ファン『ファーム女子』がいる。その中でも世話をすれば必ず出世させることで有名な優子がいる。実は水野は、優子が初めて好きになった野球選手。何とか水野をもう一度一軍のマウンドへと導きたいとあの手この手で世話を焼くが…。

夫から日常的にDVを受けるユリ子。それは段々とエスカレートしていき、昼間には寝室に首輪で繋がれ、外出はおろか、部屋から一歩たりとも出られない状態となっていた。それを知った友人の麻里からは、宗教の勧誘を受ける…。一方、妻を殺し服役していた男は出所後、生活費と性欲を満たすため、強盗強姦と痴漢に明け暮れる。電車で物色され魔の手に掛かった麻里の携帯からユリ子の存在を知った男は、ユリ子の家へ強盗に入る。運命の糸が繋がった二人は…。

天真爛漫なOL・友美は、一日一善をモットーに生きていた。やがてそれが高じ、男たちへの奉仕へと繋がってしまっていた。要するに都合のいい女となってしまっていたのだ。その日は、野菜を使った変態性癖の男に弄ばれていた。その帰りの電車内で痴漢に遭った彼女は、絶頂の直後に気づくとまったく違う場所へとトリップしてしまっていた。しかも痴漢男と一緒に…。

その日、会社役員の陸奥は、ハイヤーの手配ミスから久しぶりの電車通勤となった。その車内で痴漢行為をうけている女性・菜々恵と出会う。助けようとする陸奥だったが、菜々恵の喘ぐ表情に息を飲んでしまい、思わずためらう。しかも自らの意思とは別に手が菜々恵のお尻を触っていたのだった。そして翌日から陸奥の電車通勤が始まるが？！

OLの良子は、通勤電車内で痴漢に遭う。そこで偶然、財布を拾い、落とし主の佐川からお礼にと食事に誘われる。すっかり酔ってしまった良子は、佐川とベットを共にした。翌日、またも痴漢に遭遇した良子は、悶えながら今度は目の前にあった財布を抜き取ってしまった。その後、持ち主の太田とまたも絡む良子。欲求不満のはけ口にすっかり味を占めた良子だったが、翌朝、部屋に女から電話があり…。

法律事務所に勤める・浜螢子は、満員の通勤電車内で、痴漢に遭う。そのテクニックに思わず感じてしまった…。しかし、嵐の去った後に気づくと、母の形見のイヤリングと財布がなくなってしまっていた。それから友人の多恵子と共に毎日同じ時間帯の電車に乗り、あの時の痴漢を捜すが…。