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柊(旧姓)は結婚を期に教師を退職したのだが、五年も立つ頃にはすっかり夫婦の関係は冷めきっていた。
そんな折再会したのが、かつての教え子だった大学生の田村。酒を酌み交わすうち、二人は男女の関係に……。
その後も何度か体を重ねるが、ある日柊は彼に若い彼女がいることを知る。
別に彼に恋愛感情を持っていたわけでもないので、その事自体にショックを受けることもなかったのだが、柊の躰は一度味わってしまった若いイチモツを、強く求めるようになっていた。
火照る躰を持て余していた彼女のスマホに田村からの電話。二人の関係が友達にバレ、彼女に知られたくなければ柊に会わせろと言っているという。
「先生だって旦那にバレたら困るでしょ?」
決意を胸に、教えられたアパートの扉を開くと、彼女を迎えたのは三人の若い男たちだった……。
オールカラー作品です。
時枝の夫は売れない小説家。
その上病弱で入退院を繰り返す日々…。治療費もかさみ、借金が増えるばかりであった。
毎日のように取り立て屋が激しく戸をたたき、大声で怒鳴り散らす。
夫はますます具合が悪くなり、時枝も精神的に追い詰められ、甚だ参っていた。
そんな折、借金の肩代わりを申し出たのが村の長者、田沼であった。
だがその条件は一ヶ月間、彼に絶対服従すること…。
田沼は村の中では知らぬ者はいない有名な助平ジジィであり、彼のところに行くからにはそれなりの覚悟が必要だ。
しかしまだ女の働き口などめったに無い時代のこと…。
時枝は悩み抜いた挙げ句、結局彼の申し出を受けるしかなかった。
全38ページ、内34ページカラー作品です。