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黒川ゆあは物静かで少し引っ込み思案な女の子だった。そんなゆあはある日唯一の友達である高橋葵からモデルの仕事を手伝ってくれと頼まれる。当然初めは断っていたゆあだったが、葵の強引な誘いと可愛らしくお願いをされ断り切ることが出来ず首を縦に振ってしまう。撮影をすると言うだけで緊張していたゆあだったが、葵のリードもあり無事撮影を終えることができた。撮影は思いの外時間が掛かり遅くなってしまったが、怖くて一人でタクシーに乗ることが出来ないゆあは電車で帰ることにする。そして多くの人が並ぶホームに着くとメールが届く、そのメールは〈予告メール〉。そしてメールには『初めての痴漢に戸惑う少女』と書かれていたのだった。
男から女になってしまった青葉薫は、見習い天使エルが天界に帰ってしまった寂しさから、毎日自らの躰を慰めていた。そんな時、薫の異質な精〈プラーナ〉を嗅ぎつけた魔神・魔鬼(マキ)が現れる。正体を隠し薫に近づいてきた魔鬼であったが、突然現れたエルに正体を暴露されてしまう。しかし薫は、バンパイアが自らを狙って現れたことよりもエルが戻ってきてくれたことを喜んでいるのだった。再びエルが現れ幸せを感じる薫であったが、どんどん性欲が高まり、自らの欲望を抑えられなくなっていく。そんなあまりにも異常な性欲に疑問を感じはじめた薫は、自らの性欲を抑えることができるのだろうか。
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