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胡桃沢耕史の『お嬢さん探偵』の映画化。ある日、二人の女子大生が「探偵事務所」の看板をかかげた。塩田春美はセックスが大好きな十九歳、松田美沙緒は二十五歳になっても処女を守り抜いている大学院生。実は探偵事務所というのは美沙緒の見合いを断わるための口実だったのだが、ある人物が訪ねてきて娘の真紀を探してほしいという。春美は真紀の男・小出英樹に接近し居所を探ろうとするが、小出の熟練したセックスにまいってしまう。真紀がファッションヘルスに居る事を知って、美沙緒もヘルス嬢に化けて潜入。ジャーナリストの田山も事件を追っているうちここにたどり着く。春美は正体がばれ、全裸の真紀と共に監禁されてしまう。真紀の父親であるはずの大川が実は黒幕の飯岡道夫だった。真紀が逃げ出したため、父親のふりをして、美沙緒に調査を依頼したのだ。美沙緒も捕まり春美と共に麻薬を打たれたうえ生贄になるところを間一髪、田山に助け出された。その夜、美沙緒は田山に抱かれ、初めて女の喜びを知った。数日後、美沙緒が封を切らずに置いたままにしていた見合い写真を春美が開けてみると、相手はなんと…。
78年に『カナダからの手紙』を大ヒットさせ、’79年に20歳で電撃結婚、8ヶ月で離婚と、芸能誌を賑わせた畑中葉子の『愛の白昼夢』に続く、にっかつ主演第2作!アイスクリーム・ショップでアルバイトをしているヨーコ(畑中)は、暴走族グループ“デビル”の頭の勇次の情婦。集会のある晩は、きらびやかなブルーのドレスに身を包み輝くばかりのトップレディに変身する。そんなヨーコに執拗にアタックしていたのが白バイの行夫。ある日、ヨーコをモーテルへと連れ込んだ勇次は、彼女を弄びながら、その様子を無線で行夫に聞かせる。その挑発的態度にいらつき、“デビル”の連中の溜まり場のコインショップへと向かった行夫だが、逆にやり込められてしまう始末。しかし、変態趣味のブルジョワ女・修子(風祭)から“デビル”の女子部が売春していることを知らされた行夫は上司へ報告。即刻逮捕される勇次。怒ったヨーコは行夫のアパートを訪ねるのだが…。監督は『桃尻娘』シリーズなど、青春ポルノに抜群の手腕を発揮する小原宏裕。ここでも若い肉体を燃焼させる少女の心理を巧みに描いている。
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発売日 | 2004年7月23日 |
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釜ヶ崎で春をひさいでいる19才のトメ(芹)。彼女は、同じく娼婦の母親・よね(花柳)と、どこの誰だか分からない客との間に生まれた子であった。弟の実夫も、トメとは父親が違うものの、同じ身の上。しかも精神にハンディを負っていた。そんな中、トメは、特に気負うことなく日々をやり過ごしていく。だが、今まで身を置いていた小料理屋から抜け出し、フリーになったことから、女将の百合(絵沢)の怒りに触れ、痛い目に遭ってしまう。そんなある日、同じドヤ街に住む文江(宮下)をめぐって、凄惨な事件が発生。やがて、よねは客の子を流産。残されたトメは、実夫を哀れみ、自分の体を与えるのだったが…。ガス入りダッチワイフによる爆発無理心中、通天閣から吊るされる鶏など、非日常的に捉えられた大阪の街の中を、ボロボロの服をまとって彷徨する芹明香が秀逸。『秘 女郎責め地獄』で日本映画監督教会新人奨励賞を受賞した田中登が翌’74年に放った不思議な魅力に富んだ作品だ。
ドラマは今≪性≫をとらえた…。今、男は≪子宮≫に帰る。女め、かわいくてズルい奴!!どうした?これまでと全然違うぞ…。子宮の奥から、小さな柔らかい手が伸びてきた…。鬼才・浦山桐郎が描く吉行文学の性の奥義!官能的文学を得意とする作家の中田(清水)。彼の生活にはいつも女の姿がつきまとっていた。その中のひとり、華道の師匠・多加子(三浦)は、男好きのする女盛り。世間体を気にしている分、彼女の体を組み敷くことは、中田の欲望をかなり満足させた。そんなある日、彼はスーパーで自分の小説が掲載された雑誌を持っている女・夏枝(木村)を見かけ、強引にホテルへと誘う。ところが彼の性への欲求は、そこにとどまることなく、さらにレズの女・マキ(芦川)へと伸びていくのであった…・・。文豪・吉行淳之介の小説を「非行少女」の鬼才・浦山桐郎が描く問題のエロス大作だ。
ジャンル | |
出演女優 | |
発売日 | 2004年7月1日 |
評価 | |
メーカー | |
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作者 |
あたし、初めて感じちゃったんです。体中がカーッと熱くなって、もう気が遠くなりそう。姉(三崎)の理容室でお手伝いをしている、あたし(井上)。まだそんなに日はたたないんだけど、ホント、いろんなことがあったの。義兄さん(草薙)は、夜中に懐中電灯であたしの恥ずかしいところを、覗きにくるし、姉は姉で浮気を。そんな中でも、もちろん仕事だってしてたわよ、あたし。でも、義兄さんがいない時にやってきたお客さんの頭をモヒカン状態にしたことから、その人怒っちゃって、そのたてがみでチクチク。おまけに極太でブスリ。それを知った義兄さんはシャボンで消毒。あ〜、あたし、どうなっちゃうんだろう?「12人のやさしい日本人」でコメディに新風をもたらした中原俊が早くもその才覚を見せた一編。