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「外の光が邪魔なのよ」…。雨戸を閉め、吉蔵(江角)の匂いが、逃げないようにする定(宮下)。もう、この待合で二人っきりになって、どれだけ経つだろう。彼女は布団も代えさせようとはしない。「布団にもこの人の匂いが染み込んでるんだから…。」それが定の言い分だ。二人の交わりは、さらに危険な方向へと進んでいく。吉蔵の首を締める定は、嬉しそうに言う。「吉さんが私の中でピックピクしてる。」だが、吉蔵の体が弱り、一旦家に帰ることを提案したことから、定は彼を絞め殺してしまう。「もう誰にも触らせないよ。誰にも…。」“男”を切り取った定は、吉蔵の足に、敷布に“定・吉二人”“定・吉二人キリ”の血文字を書き、手に“定”と彫り刻む。そう、吉蔵は、ついに定だけのものになったのだ!“誰もがすること”をして“誰もがしなこと”を実在の女性・阿部定!『四畳半襖の裏張り』の宮下順子と江角英明の名コンビを得て名匠・田中登が濃密なタッチで描く究極の男と女の世界!
‘野理子…お兄ちゃんはお前が欲しいよぉー’妹の残り香で切なく自慰する兄の心は淋しい…。ラブホテルで、車の中で…。三田村と不倫の関係を続ける野理子(美保)。一方、兄の悟(阿部)は、自分に好意を寄せる久美(香井)との同棲生活を考えるようになっていた。だが彼女が実家に急用で帰ってしまったために、直子(萩尾)の勤めるソープへ。擬似的なヨガり声を上げる直子に空しさを感じた悟は、翌日彼女の部屋に赴くものの、一瞬早く達し、直子は絶頂漢を得られない。そうこうする内に久美の帰郷が本決まりに。野理子も離婚が決まった三田村から冷たい言葉を浴びせられる。行き場のなくなった二人は、ついに…。禁断の愛を描いてロマンポルノに新風を吹き込んだ美保純主演のヒット・シリーズ完結編。
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発売日 | 2004年7月1日 |
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蝶のコレクター、伸之は夏の高原を駆け回っている内に、性の衝動にかられてしまう。一人で体を慰めている彼の匂いを慕うかのように姿を見せる珍蝶キマダラルリツバメ。裸のまま慌てて蝶を追う彼が元の場所へ戻ってくると、そこには見知らぬ女性・ルリ子(東)が!伸之のシャツとズボンを付けて、あっという間に姿を消す彼女だったが、ほどなく男達に捕まり、伸之も彼女の逃走を手助けしたのではないかと疑われてしまう。彼らの話からルリ子が精神病院に入院されていることを知った伸之は健と一緒に彼女を救出。だが川で裸になって戯れている内にルリ子はまたもやどこかへ。次に伸之が彼女の姿を見たのは、コレクターの先輩・昌彦の家。しかも芙ふたりは乳首に蝶をピンで止めて快感に身を委ねるという異常な性愛にふけっていた。衝撃から気を取り戻して家に帰る伸之。だが、部屋では何故か、昌彦に抱かれているハズのルリ子が彼の帰りを待ち受けていた…。『祭りの準備』の中島丈博の脚本を『不良少女魔子』の蔵原惟二が監督したミステリー・タッチのポルノ。神代映画の常連、姫田真左久カメラマンの耽美的映像が魅せる。