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美希は、下着メーカーのデザイナーで、夏にむけての新作ランジェリーのデザインに意欲的なキャリア・ウーマン。そして、自由奔放なセックスライフをエンジョイし、80年代こそ女が男を選ぶ時代と意気軒昂の毎日を送っていた。 美希は、会社の宣伝課の辻本がどうも気になる存在であった。そんな美希の思いを知ってか知らずか、辻本はなうてのプレイボーイとして若い女子社員とのSEXに明け暮れているにもかかわらず、未だに美希とは肉体関係がなかった。そんな辻本に憧れている後輩の典子から、一度ベッドインで狂いそうなくらい恋焦がれてしまったという胸中を告白された美希は、少々狼狽しながら「SEXってスポーツくらいにしか考えていないから、そんなに深刻に思い悩んだらダメよ。」と言い放つ。 美希は、とあるバーへ辻本を呼び出すと、典子に対する辻本の気持ちを打診する。「向こうから誘われたんだ。」という辻本に、酒の勢いもあって美希は積極的にアタック。しかし辻本は、美希が一番好きだが、一度タイミングを逸してから何となくSEXする気にならないと言うと、今夜は先約があるからと、すげなく出て行ってしまった。
丸西美加は、かつてコールガールをしていた女である。それでも、なんとか普通の生活をしようと努力している。母の佳美も姉の真由美も売春のアルバイトをしていた。そんな真由美が、商社マンの副島と結婚することになった。立派な親戚ができて喜ぶ美加はパチンコ店でアルバイトを始める。しかし、母はサラ金に借金したり、当の真由美も昔付き合っていた雄一と別れられずにずるずると関係を続けていた。美加は姉の部屋を訪ねると、そこには雄一がいて、姉とは別れたくないと言いながら美加に襲いかかってきた…。身体を売って生きている母とその娘二人。こういった生活から抜け出そうと努力はするが、一度浸かったこの世界、思うようにはことが運ばない。過去を隠してマトモな生活を目指してみるものの、また元の生活に堕ちていく女達を、若手の奇才・黒沢直輔が描く。
「ああ…とろけてしまうよ…お前さん」愛する人の激しい愛撫に私の身体が悶え狂う。高橋お伝、心底惚れた男のためにその肉体を捧げた女!! 明治九年八月。東京市ヶ谷監獄に透き通るような白い肌をした若い女が投獄された。 女の名は高橋お伝。生まれは上州利根郡下牧村。十六の時に波之助という婿養子をもらったが、波之助は業病やみのヒドい病身で、手も足も痺れ、酒なくしては生きていけない身体になっていた。 当然、医者の払いも溜まり苦しい生活のお伝は、四十絡みの金貸し田中甚三郎の所へ行く。金は借りられたものの好きモノの甚三郎にその美しい身体をおもちゃにされてしまった。 横浜にいい医者がいるのを聞いていたお伝は、波之助と共にそのお金を持って夜逃げすることにした。二人は互いの体を弄り合いながら、夢中で将来のことを話し合った。 …そして三年後、横浜…。
ピチョ、ピチョと音を立てる指。やがてその指は乳首へ。歓喜の声を上げているのは、なんと私立探偵・麻田麻耶。そう、彼女は体を張ってブツ取引の現場を聞き出そうとしているのだ。だが、こんな派手な仕事なんてそうあるものではない。今日も初老の男・佐藤から家出した若妻・アキ子の捜索依頼が…。聞き込みを始めた麻耶の捜査線上に浮かんだのは坂本常夫という男の存在。常夫は自分を弁護士と偽り、アキ子に貢がせていたのだ。しかも彼は議員秘書と称してソープ勤めの康子と関係を持ち、さらには作家の振りをして新たな標的のつかさに迫っていた。最初は反目しあっていたアキ子と康子だが、常夫がつかさのところに入り浸りになるにつれ、レズすれすれの関係になっていく。そんな中、麻耶の昔の恋人・健二が出現。なぜか彼も常夫を追っていた。そして事件はついに五角関係の浮気へと発展するのだった…。
柊信太郎は最近寂し気だ。それもそのはず、彼が経営するキャバレー「ローズ」は近々閉店することが決まっていたのだ。だがそんな感傷とはおかまいなしに、「ローズ」は今日も、性の欲望を発散しようとする男たち、そして彼らのエキスを金に変えようとする女たちでムンムンしていた。なかでも最近店に現れた未也子はヌクことに命を賭けているかのよう。毎年、大学生たちが「ローズ」を会場にして開く新入生歓迎会の席でもフィンガーサービスを披露。初めて見る男の下半身に「エイリアンみたい!」と嬌声をあげる女学生をよそに、次々と手際良く処理していった。そんな騒ぎの中、信太郎のことが気にかかってしょうがないのが娘の逢維子。もしかして恋人ができたのでは…と、かつてのホステスの元を訪ね歩く彼女だが…。平成『ガメラ』シリーズや『クロスファイア』などで、いまやトップ・ディレクターとしての地位を揺るぎないものとした金子修介。その彼が古巣・にっかつに戻って手がけたロマンポルノへのオマージュ。風祭ゆき、岡本麗、橘雪子といった、スター女優が顔を見せているのも嬉しい。
信州のとある田舎町。祖母を失い身寄りのなくなった笑子は、東京から廃品回収に来た章に、人気のない草むらで襲われてしまう。だが、彼女はこれを逆手にとって東京へ。章の部屋を根城に行方不明の姉・滝子を探し始めた笑子は、2日がかりでようやくその手掛かりをつかむ。画廊めぐりの果てに、ついに目指す裸婦像に出会ったのだ。この絵のモデルこそ憎き姉・滝子。彼女は笑子の初体験の相手・正木と東京へ駆け落ちしたまま消息を絶っていたのだ。しかし、滝子と正木の間にはもはや愛情はなかった。画商や画家、モデルの蘭子らと頽廃的なSEXに耽る滝子。一方の正木も、そんな彼女を見てみぬふり。章の協力を得て、ふたりの部屋に上がりこんだ笑子は、嘘の夫婦生活を続ける正木に、一緒に田舎に帰ろうと持ちかける。しかし、笑子は待ち合わせの駅で気持ちの変化が起こり、一人で帰ってしまう。笑子が田舎の道を歩いていると、トラックに乗った章に出会う。二人は微笑みあった。
十八歳の彼女はホテルのメイドとして勤めている。ある日、呼ばれた部屋に入るとそこに全裸の中年男がいた。プライバシーを侵したのだから、君も裸になりなさい。さもないと警察に連絡する、と彼女を脅す。しぶしぶ服を脱ぐ彼女が、最後の一枚を取ろうとしたとき、窓拭きの近藤に助けられた。ある日、彼女は部長に呼ばれ、ホテルの大株主の息子と見合をすることになった。彼は、しばらくの間ニューヨークに留学して、いずれは跡を継ぐそうで、一緒にアメリカに行って欲しいという。シンデレラになったような彼女。その後、近藤が同僚の今日子とセックスをしている現場を目撃した彼女は、近藤に特別な気持を抱いてなかったと思いつつも胸が痛んだ。翌日、近藤を呼び出し、将来の抱負を聞くと、ニューヨークで世界一高いビルの窓を拭いてみたいという。飾りのない近藤に好感を持った彼女は近藤を連れて自分のアパートへ。眠ったふりをして観察していると、近藤の手が下半身に伸びてきた。必死の抵抗でその晩はお預け。跡継ぎと近藤と続けてデートして彼女は考えた。やはり彼女は近藤が好きみたいだ。次の日、彼女はスイートルームで近藤に全てをあげたのだ。
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発売日 | 2004年12月3日 |
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