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朝焼けの大阪。とあるパチンコ屋で、クギ師の明と、パチプロの洋の熱き銀玉勝負が繰り広げられていた。チューリップは開かず、呆気なく敗れる洋。ところが、実生活ではこのふたり、親友同士。明は冴えない童貞。洋はプレイボーイで、パチプロの牧子、屋台引きの純子、あげく師匠の田村の情婦・さゆりのお相手と、モテモテである。そんなある日、生き別れの明の実父が急死し、九千万円の遺産が明に転がり込んできた。ところが、相続の条件は、翌朝までに、明が結婚して童貞を捨てること。明は牧子に惚れているのだが、今回ばかりは洋も譲らない覚悟だ。いま、牧子と九千万円を賭けた、男の勝負がはじまる。間寛平のヒット曲を元に、けったいな男と女のラブゲームを笑いのめした傑作。大阪城、通天閣、新世界、道頓堀、天王寺動物園…神代辰巳が、処女作『かぶりつき人生』以来、こだわり続けた大阪の情景を、谷ナオミはじめ豪華女優陣が駆けまわるさまは爽快の一語に尽きる。
“売春防止法”が施行される昭和33年4月1日の前夜。サロン「ちどり」には、これが最後と客たちがなつかしさで集まって来た。ひとみ、康子、ヨー子、幸子たちは、主人・時枝の指図で、最後のご奉公とばかりに張切っている。ひとみは働いたうちから田舎へ送金しているが、彼女には悪いヒモがいる。客の一人、学生の益夫は、彼女にそんな男がいるとも知らず、盛んに結婚しようと口説いていた。調子のいいヨー子は、次々と客を引っぱり込み、最後までガメツク稼いでいる。通いの幸子は亭主もちで、亭主が入院中とあって店で働いてるのだが、帳場に赤ん坊を寝かして、早速、客を呼びに店の前に立つ。康子は、おそるおそるやってきた青年が初体験と知って、手とり足とり、親切にもてなし、その青年は感激して帰って行った。一方、自分の血を売ってやって来た益夫は、ひとみを抱いた直後、貧血で倒れるが、彼女の介抱で回復する。夜も更け、いよいよ12時、女たちと客は、ホタルの光を合唱しながら赤線の灯が消えるのをおしんだが…。
子の刻の艶の夢をお届けに参上!ひとり寝の女性相手に今宵も色漁り…。ビッグ女優勢揃い、艶笑時代劇ポルノの決定版!!この男、根っからの女好き・信三郎。「一つ穴に押し込められてはたまらない」と、かわいい妻・ぬい(東)を置いて江戸の町へ。名を金魚亭未央と改めまして、始めたのが、戯作者稼業。鼠小僧次郎吉のお色気評判気が当たりを取ったことから、思わぬ出世で連日の廓通い。ところが花魁・春菊(ひろみ)から、金魚ならまだしもアレの大きさはメダカと笑われ意気消沈。おまけに本は発禁とイイことまったくなし。そこにどこからともなく現れたのが、本物の鼠小僧。金魚亭を伴い、夜のお江戸へ。ひとり寝の小唄の師匠・おいね(岡本)とイタすものの、「小指じゃいやん」と言われてしまって、またもやガックリ。ついに意を決して膨張した犬のナニを埋め込み縫い合わせる手術を受けることに。ついにアチラコチラで「死ぬ死ぬ」の声を上げさせるまでに成長。春菊も感きわまって潮吹き。すべてはウマクイってたのですが…。裸、裸のオン・パレード。大江戸をムレムレ・ムンムンに染める嬉し楽しポルノ。
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発売日 | 2004年7月23日 |
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釜ヶ崎で春をひさいでいる19才のトメ(芹)。彼女は、同じく娼婦の母親・よね(花柳)と、どこの誰だか分からない客との間に生まれた子であった。弟の実夫も、トメとは父親が違うものの、同じ身の上。しかも精神にハンディを負っていた。そんな中、トメは、特に気負うことなく日々をやり過ごしていく。だが、今まで身を置いていた小料理屋から抜け出し、フリーになったことから、女将の百合(絵沢)の怒りに触れ、痛い目に遭ってしまう。そんなある日、同じドヤ街に住む文江(宮下)をめぐって、凄惨な事件が発生。やがて、よねは客の子を流産。残されたトメは、実夫を哀れみ、自分の体を与えるのだったが…。ガス入りダッチワイフによる爆発無理心中、通天閣から吊るされる鶏など、非日常的に捉えられた大阪の街の中を、ボロボロの服をまとって彷徨する芹明香が秀逸。『秘 女郎責め地獄』で日本映画監督教会新人奨励賞を受賞した田中登が翌’74年に放った不思議な魅力に富んだ作品だ。