宮井えりな - 作品一覧

女子プロ新人杯で優勝した朝倉真紀子は、覚せい剤常習の容疑で逮捕され、プロゴルフ連盟から永久追放された。刑期を終えて出所した真紀子に、ゴルフ通信の陣内という男が「プロゴルフ界には、裏と表がある。君は一流のハスラーになれる」と言い、お膳立てを約束する。もはやライセンスを失った真紀子にとって、ハスラーとして生きていくしかなかった。真紀子の最初の相手は、土建会社社長の黒川であった。しかし、この勝負は真紀子の圧勝に終わる。黒川はすかさず真紀子にリターンマッチを申し込んだ。

卓抜した表現に富んだ傑作や名作、映画賞受賞作品、エンタテインメントとしての人気作、話題作などのアンソロジー…。女優たちが演ずるめくるめく官能の世界に浸っていくにつれ、作品のジャンル・内容も、シリアスな現代劇から学園もの、コメディ・タッチ、サスペンス風、エロス大作、時代劇、SMものなど、とても多彩であることが分かる。1970年代、80年代に一世を風靡したエロスの女神たちの貴重な映像集は何度見ても新鮮である。

新品のシモーヌ・ペレールの下着。オスカー・デ・ラ・レンタのツーピース。ファブリスのネックレス。東京貿易の社長秘書・影山綾子の美しい裸体が見事に一流品で包まれ、アラベージュの香を漂わせて、さて出社。社内では、経理部の峰とのうわさもあるが、綾子にはその類の風評をてんとして受け付けない冷たさでテキパキと村越社長からの仕事を処理していた。ある夜、綾子は村越から不思議な仮面パーティに誘われた。

『女が一番似合う職業』の黒沢直輔監督のデビュー作。トレンチコートを着た男に暴行された団地妻。その後殺人事件が起き、女はトレンチコートの男を目撃するのだった…。宮井えりなが団地妻を好演。

『花と蛇』の小沼勝監督がOLたちの性事情をセミドキュメント風に描いた官能ストーリー。自殺願望のあるOL・静枝は、死にきれないでいるところをサラリーマンに救われ、彼のアパートに住み始める。一方、OL・のぞみは課長と不倫関係にあり…。

『不良少女 魔子』の蔵原惟二が監督、数多くのロマンポルノ作品を手掛けた桂千穂脚本による官能ドラマ。宮井えりなと山科ゆりが扮するふたりの女子大生が不倫、レズ、レイプを体験する性の遍歴を描く。『日活名作ロマンシリーズ』

ギャグ漫画の大家・赤塚不二夫の原作を、『下落合焼とりムービー』の山本晋也監督が映画化したエロスコメディ。離婚した夫婦がそれぞれのSEXを楽しもうとして繰り広げる騒動を描く。主演は個性派俳優・柄本明。‘日活名作ロマンシリーズ’。

『ハサミ男』の池田敏春監督が手掛けたエロスドラマ。前途有望なバレリーナの美希は、ある発表会の後に何者からかカードと花束を受け取る。数日後、レッスンを終えた美希を、元プリマの暁子が待ち構えており…。‘日活名作ロマンシリーズ’。

‘マスター・オブ・ロマンポルノ’西村昭五郎が監督、志麻いづみ、芽樹あやこらオールスター共演で贈る官能絵巻。東大を目指す予備校生・新堂発人は短大生のリカにぞっこん。しかし彼女には本命がいて…。『日活名作ロマンシリーズ』

私、新米の看護婦なんです。毎日毎日忙しくて。それに…先輩のいびりもきついんです。今日も夜勤明けだというのにベテランの薫さん、仮病を使って私に代わってくれですって。先輩の眸さんも昌さんも知らんぷり。けたたましいサイレンの音と共に救急の患者さん。私びっくりしたんです。男と女の人のアソコがくっついたまま離れないんです。女性の恍惚とした顔。男性の悲痛に歪む顔。美人女医さんの荒療治で事無きを得たんですけど、私もう我慢できなくて…。