大城かえで - 作品一覧

天真爛漫なOL・友美は、一日一善をモットーに生きていた。やがてそれが高じ、男たちへの奉仕へと繋がってしまっていた。要するに都合のいい女となってしまっていたのだ。その日は、野菜を使った変態性癖の男に弄ばれていた。その帰りの電車内で痴漢に遭った彼女は、絶頂の直後に気づくとまったく違う場所へとトリップしてしまっていた。しかも痴漢男と一緒に…。

会社が倒産の危機に遭い、開き直った社長の越前は、最後に馬鹿げた事をしようと目論む。『絶頂研究所』と名付けたラボを構え、集まった研究員達とエクスタシーの研究を開始した。まずはセックスで男達を魅了する‘一万人斬り’の異名を持つ・輝葉とデカマラ持ちの洋二との絡みに研究員達の興奮は、最高潮に達する。そして、入れ替わりで繰り返される隔離施設でのめくるめく快楽実験！その先には、いったい何が？！

介護人の為なら何でもする、フリーの介護ヘルパー・那美。『女性専用シェア・ハウス』を経営する長良の依頼で彼の家を訪れた那美は、そこで伝説のマットプレイヤーと呼ばれる鏡子、そして視線で男をイカす女・さやかと出会う。最強の三人が揃い、お互いの技と感度を高め合うが…。

鬱病を理由に引き籠もる義父・耕作の世話をする娘・ほのか。母・香織は、耕作から引き継いだ会社経営に多忙な為、耕作との距離は開くばかりだった。ほのかは耕作の性的要求にも応じていたが、それは次第にエスカレートして行き…。

世間で脚光を浴びる程の作品を持たないエロ漫画家・咲耶は、母と精神科医の姉・鹿の子と3人で暮らす。姉の愛人・不可知のお陰で漫画家になった彼女は、ある日、新雑誌からオファーを受ける。そこで、勉強の為にと女装者達が集う‘禁断’のバーに足を踏み入れた咲耶。そこには、女装姿の不可知がおり…。

セックスを法律で取り締まる現代。正規の免許がなければ行為は出来なかった。水面下では警察の包囲網を潜り抜け、偽造免許を民間人に与える麻薬組織・烏骨鶏クラブが暗躍していた…。ある日、その実態を明かす為、女捜査官F・Gが組織へと潜入する。そこで行われていたのは、会員である民間人が、夜な夜な繰り返される性交の嵐！検挙するはずのF・Gが、彼らの巧妙な手口により、官能の世界へ堕ちて行く…。

空襲警報が鳴り響く中、とあるさびれたビルに救いを求め、避難して来る人々。そのビルの管理者であり、元・免疫学者の伊沢は、風博士と呼ばれる男と共に現れた「匂い姫」に、いなくなった妻の姿が重なる。悪役女子レスラー・咲蘭のトレーニングは、マネージャー相手のまるでSM行為。そんな一風変った人々と触れ合う中、匂い姫はふわふわと伊沢の心を煽りたてるのだった。